台風6号影響続く沖縄食品不足を乗り切るレシピを紹介します！

2023年08月10日

台風6号の影響が長期化し、スーパーなどでは野菜や生鮮食品が品薄となる状況が続いています。そこで、比較的手に入りやすく、ご家庭によっては備蓄されているかもしれない「缶詰」を使った栄養豊富な簡単レシピを、まーさんキッチンでもおなじみの2人に聞きました。

（おきなわHOTeye キャスター仲本奈鶴季）

簡単！アジアンカレー

まず、教えてくれたのは宮國由紀江さん。東洋医学にもとづいた薬膳料理を専門にしている国際中医薬膳師です。宮國さんのおすすめレシピは「簡単！アジアンカレー」です。缶詰で作れて薬膳効果も期待出来る一品です。

材料は、

▼ココナッツミルク …1缶
▼ミックスビーンズ …適量
▼コーン缶 …適量
▼うずらの卵 …1袋
▼カレー粉またはルー …大さじ1～2
▼塩 …小さじ1と1／2

作り方は、コーン缶とミックスビーンズを先に炒めて、すべての材料を鍋に入れ、煮込むだけ。シンプルなのに疲れた体を癒やす効果が期待出来るそうです。

宮國由紀江さん
憂うつな気持ちになるときにココナッツはとてもおすすめです。ミックスビーンズはいろいろな効果が期待出来るんですけど、胃腸の調子を整える湿気を取り出す。今回の大きな台風で気づいたんですけど生の食材だけでなく、どうしても缶詰などに頼らないといけない。缶詰にも薬膳効果は期待できるので、水煮や缶詰を常備していただけたらなと。

缶詰でも栄養満点炊き込みごはん

2品目を教えてくれたのは、野菜ソムリエ上級プロの徳元佳代子さんです。おすすめレシピは「コーン缶、ツナ缶、ポーク缶で栄養満点炊き込みごはん」。

材料はとてもシンプルです。

▼コーン缶 …300グラム
▼ツナ缶（油漬けが○） …1缶
▼ポーク缶 …100グラム
▼塩・しょうゆ …各小さじ1
▼パセリ …お好み

作り方です。ポーク缶はコーンと同じくらいの大きさに切っておく。

炊飯器に、分量よりやや少なめの水を入れコーンを汁ごと、ツナ缶を油ごと入れ塩を加えたら軽く混ぜ合わせ炊飯する。

炊き上がったらしょうゆを入れてできあがり。パセリなどがある場合は、かけるとぱっと華やかになりますよ。子どもたちもたくさん食べてくれそうな甘さとしょっぱさがたまらない一品です。

徳元佳代子さん
缶詰は汁ごと入れてください。ポーク缶からもうまみがでますので、ぜひ油も汁も捨てずに炊いてみてください。メーカーによって塩みが違うので、薄味にして最後にしょうゆで調整してみてください。台風のあとは野菜が少なくなっています。野菜ジュース、トマトの缶詰とかを使うと野菜をとることができます。停電とか台風疲れで大変だと思いますが一緒に頑張っていきましょう。

サバ缶トマト缶でアレンジそうめん

テレビでは時間が足りず伝えきれなかったレシピもご紹介します。まずは「サバ缶、トマト缶でアレンジそうめん」。教えてくれたのは徳元さんです。

材料です。

▼そうめん …4束（200g）
▼サバ缶（みそ味） …1/2缶（80g）
▼トマト缶 …1/2缶（200g）
▼玉ねぎ（みじん切り） …80g
▼にんにく（みじん切り） … 5g
▼油（米油だと〇） …適量
▼水 …大さじ2
▼カレールー …1片（25g）
▼砂糖 …小さじ1
▼レタス・トマト・ラー油 …お好みで

作り方です。
1.そうめんをゆで油をからめておく
2.にんにく玉ねぎを油で炒めサバ缶・トマト缶を加えふたをして中火で煮る
3.玉ねぎがやわらかくなったら水・カレールー・砂糖を加え煮込む
4.そうめんに盛り付けてできあがりお好みでレタス・トマト・ラー油をトッピング