岡山と出雲を結ぶ国鉄型の特急列車”やくも”　まもなく引退へ

2023年06月16日

”特急やくも号”

特急やくも号って
どんな電車なの？

まずは下の動画を見てみて！

この電車見たことあるよ！

どこに行く電車なの？

特急やくも号は
岡山県の岡山駅と島根県の出雲市駅を結ぶ特急列車で
山陽新幹線が岡山まで延伸された1972年3月に運行が始まり
山陰地方への足として利用されているよ。

遠くまで行くことができる電車なんだね！

使用されている車両は”381系”といって
JRが誕生する前の国鉄時代に製造されたよ。
この車両には、とても珍しい特徴があるんだけど知ってる？

難しいなあ…

どんな特徴なの？

カーブで車体を傾ける機能
”振り子”がついているんだ！
これのおかげでカーブを高速で走行でき、
走行区間に適した機能といえるね。

走行する路線はカーブが多いんだね！
そんな特別な機能が付いている車両なら
これからも走り続けてほしいね！

それがこの車両、
もうすぐ引退してしまうようなんだ…
詳しくはこの後解説するね。

最後の国鉄型特急

かつて、日本中を駆け抜けたお馴染みの顔。
このやくも号で使用されている381系が、定期列車として唯一残っていました。
そんな国鉄型特急車両にもついに終止符が打たれることが決定し、2024年春から新型車両で運転されることに。
新型車両の登場により381系の引退が発表されて以降、通常に加えて2種類の塗装をまとった編成が運用されています。

国鉄色、スーパーやくも色などなつかしいカラーリングになった特急やくもの画像と動画をお届けします。