1日1200個! 大ヒットまんじゅうは 地域限定「戸次ごぼう」から
- 2024年05月16日
「ぶんドキ」リポーターの
三雲紫恩 (みくも・しおん) です。
今回のテーマは「戸次(へつぎ)ごぼう」。
大分市戸次地区で栽培されていて、5~8月が旬!
「地元ならではの特産品を作りたい!」と活動する
戸次の皆さんを取材しました。
まっすぐで白い「戸次ごぼう」
大分市郊外の戸次(へつぎ)地区。
ごぼう農家の 泥谷完治(ひじや・かんじ)さんを
たずねました。
背景に見えている、生い茂る葉や茎を取り除いた後に
登場するのが、こちら。
大野川の恵みが育むごぼう
戸次地区は、一級河川・大野川の下流域にあります。
歴史上、何度も氾濫が発生した大野川。
その際、上流から運ばれてきた
栄養豊かで石の少ない土が戸次地区にたまりました。
その土が、質の高いまっすぐなごぼうを育てるのに
適しているんだそうです。
現在9軒の農家で、年間70トンが栽培されています。
「ここのごぼうがおいしい」と言ってくれる人の期待に応えたい。
戸次ごぼうを愛して、加工し、 広めていって下さる方に、届けていきたいです。
農家を応援!
「戸次ごぼう」を知ってほしい
「戸次ごぼう」を多くの人に届けたいと活動している
グループを訪ねました。
「ごんぼ」とは、この地域で、「ごぼう」のこと。
地元の女性たちが作っているのは…
肉まん風の生地の中に、
鶏肉などと一緒に甘辛く煮た「戸次ごぼう」が、
たっぷり入っています。
味付けは、しょうゆや酒など いろいろこだわり、
きれいにふくらむように、きちんと丸め、温度を測り。
作り始めて19年、今では1日に1,200~1,300個作る
大ヒット商品に育ちました。
全国に発送し、「戸次ごぼう」の魅力を広げています。
「ごんぼの会」代表の金子ひとみさんは。
地元の力になりたい。そして
「戸次ごぼう」をもっと知って
もらいたいと活動しています。
農家の方が一生懸命作っている
戸次ゴボウの良さを
伝えられていたら嬉しいです。
「戸次ごぼう」を大切に思う人たちの熱意、
皆さんにも感じていただけたらうれしいです。