岩田剛典さん 朝ドラ「虎に翼」への意気込み ふるさと名古屋を語る

名古屋市出身の岩田剛典さん。三代目J SOUL BROTHERSなどアーティストとして活動しながら、俳優として数々の人気ドラマにも出演し、“がんちゃん”の愛称で親しまれています。
そんな岩田さんが、ことし4月に始まるNHKの連続テレビ小説「虎に翼」に出演！去年12月には名古屋でも撮影が行われました。ドラマへの意気込みや、ふるさと名古屋への思いを聞きました。
（NHK名古屋　「まるっと！」キャスター 金子紗也）

岩田剛典さん
「前々からチャンスをいただけるのであれば出演したかったんです、朝ドラというのは。ただアーティスト活動をしながらのスケジュールって本当に大変で。今回出演させていただくことになって、本当に両親も喜んでくれましたし、朝ドラをご覧になるみなさんに、またひとつ自分のことを知っていただけるきっかけになったらうれしいなと思っています。」

岩田さん
「（主人公・寅子役の）（伊藤）沙莉ちゃんがムードメーカーみたいな感じで。しんどいスケジュールではあると思うんですけど、本当に明るくて、天真らんまんというか、現場の士気をあげてくれるので。あとは僕たちが支えてというか、すごくいい波長ができていると思います。撮影も順調ですよ。」

岩田さん
「そうなんですよ、ぼくまだ学生役なんです。（笑）」

岩田さん
「セットだったり雰囲気でみんな当時の世界観なんでギリギリですけど、これ現代だったらやばいと思いますよ。（笑）」

岩田さん
「僕は政治学科だったので、そこまで法律の勉強はしていなかったんですけど。ただ社会人になって、確定申告とかいろんなところで法律っていうものは身近に感じています。
ドラマでは、当時ならではの判例だったり事件であったりっていうのを解決していくんですけど、当時の法律っていうのがどうだったのかっていうのを改めて考えるきっかけになりました。」

岩田さん
「名古屋でロケすることはなかったので新鮮ですね。本当に昔からよく通っていた場所で撮影したり…。ぼく中学受験で上京したんですよ。小学生ながらすごい競争社会の中で結構プレッシャーをかけられていた思い出があります。ただ、あのとき名古屋から受験をしていなかったら、今の自分はなかったのかなって。」

岩田さん
「そういうふうに自分に憧れを抱いてもらって、自分の夢を見つけていただくきっかけになる方がひとりでもいるのなら、それが自分のモチベーションにもなります。生まれ故郷で、世代を超えてそういった思いが受け継がれていくっていうのは、うれしいですね。」

岩田さん
「三代目のメンバーが好きなのは…ひつまぶしですかね。ぼくからするとひつまぶしって珍しい食べ物じゃないじゃないですか。地元が名古屋なんで。でも、ほかのメンバーはやっぱりこう、本場の味というか、みんな楽しみに来ていますね。」

岩田さん
「ぼくあの喫茶店のサンドイッチ好きなんですよ。ライブの時の差し入れとか、実際にお店に行くこともあるんですけど。『結構これ名古屋で有名なんだよ』って言うと、メンバーも食いついてくれます。」

岩田さん
「あーエビフライサンド！有名ですよね。あの3つ並んでるやつですよね。」

岩田さん
「このたび初めてNHKの朝ドラ『虎に翼』への出演が決まりました。久しぶりに学ランを着て、髪型も黒髪で七三分けで、中学生を思い出すようなビジュアルで。親にも写真を見せたら『あ、中学校のころのあんたね』って言われたくらいですね。ぼく34歳なんですけど、複雑な思いもありながら、でも楽しんでやっています。毎朝楽しんでもらえるようなドラマに、チーム一丸となってしたいと思っていますので、ぜひみなさんご覧いただけたらうれしいです。」