名駅周辺に8か所!災害時にスマホ充電できる【歩行者案内板】
- 2023年09月01日
きょうは防災の日。名古屋市によると1日およそ122万人が利用する名古屋駅では、大規模な地震が発生すると、およそ4万3000人余りが“帰宅困難者”になると試算しています。そうした人たちを救おうと、名古屋駅周辺の企業114社が立ち上がりました。(まるっと!ディレクター:北澤実季)
北澤実季ディレクター
「こちらの歩行者案内板!地図だけじゃないんです」
名古屋駅前にあるこちらの歩行者案内板。地図として使えるでけでなく、イザという時にとても役に立つんです。『歩行者案内板』の正面は周辺の施設が紹介されている地図ですが…側面を見てみると…
なんと!USBのポートがあるんです。ここにケーブルを差し込んでボタンを押せば、スマートフォンなど充電が30分間できるんです!!看板上部に太陽光パネルが設置されていて、蓄電池も内蔵しているので、周囲が停電していても非常用電源として誰でも無料で利用できるんだとか。 設置した会社によると、こうした案内板があるのは、全国でもここ名古屋だけだそうです。
さらに!案内板の下の部分にはQRコードが。カメラアプリでかざすと、一時退避できる場所や避難施設を知ることができるアプリにアクセスできます。
こうした看板は、名古屋駅の周辺に8か所あります。設置した名古屋駅地区街づくり協議会事務局の佐伯恵さんは「地図には、どこに避難すれば良いかも載せています。普段からご覧いただき、またイザという時には、この案内板の前に立てばお役に立つことを覚えておいて欲しい」と話しています。
大きな災害は、いつどこで起きてもおかしくありません。いざという時にどう行動すると良いのか。普段からシミュレーションしておくことの大切さを感じました。