大隅キャスターのブログ
2022/05/17

カモガヤの花粉に注意

きょう(17日)の県内は、雲が多くなりましたが、北部を中心に晴れ間が出た所が多くなりました。
こちらはきょう、NHKの敷地内で見つけた花です。
地面の近くに咲いていて、かわいらしい小さな花でした。
「コヒルガオ」と言います。
つる性多年草で、「ヒルガオ」よりやや小さく、先に咲きます。

そして、イネ科の「カモガヤ」もたくさんありました。
カモガヤは、もともと牧草として使われたものですが、今では町なかでも繁殖しています。
この時期はカモガヤの花粉に注意が必要です。
というのも県内のイネ科の花粉症の原因のほとんどは、このカモガヤだからです。

盛岡市内の病院によると、すでにイネ科の花粉症の症状が出ている人がいるそうです。
カモガヤの花粉の飛散は、6月中旬まで続く見込みです。
カモガヤは、道路脇や河川敷などいたる所に生息していますが、花粉の飛ぶ範囲は、数十メートル程度です。
ですから、対策としては近づかないことが一番です。
イネ科の花粉症の方は、十分ご注意下さい。