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黄砂 宮崎でも12日は注意必要 いつごろから?健康への影響は?

  • 2023年04月12日

12日から13日にかけて、北日本から西日本の広い範囲で飛来すると予想されている黄砂。
宮崎への影響は?いつごろから?健康への影響などをお伝えします。

黄砂の飛来予報

気象庁によると、黄砂は12日朝には北日本や西日本の日本海側に到達し、昼ごろには日本海側の広い範囲に広がるとみられています。昼すぎから夕方にかけては東北や北海道を中心に地表付近の濃度が高くなると予想されています。

12日夜から13日の朝にかけては太平洋側を含む広い範囲に広がり、14日には日本の東の海上に抜ける見込みです。

宮崎県内にも12日の午後からうっすらと流れ込んでくる可能性があります。県内でも12日から13日午前中にかけて、念のためご注意ください。

人への影響は?

黄砂による人への影響について、環境省は「黄砂とその健康影響について」としてホームページに公開しています。

黄砂の飛来との関連が報告されていることとして、
▽目のかゆみや結膜炎、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状、
▽気管支ぜんそくや肺炎など呼吸器疾患の悪化をあげています。
黄砂による気管支ぜんそくの入院は特に子どもと高齢者への影響が大きいとしています。

また、循環器疾患への影響として黄砂の飛来と、心筋梗塞による入院や発症の増加との関連も報告されていますが、黄砂が発症にどのように関係しているかはわかっていないとしています。

黄砂が大規模に飛来すると

今回の黄砂は、日本の広い範囲で「視程」が10キロ未満となり、ところによって5キロ未満になると予想されています。
屋外で洗濯物に黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか、「視程」が5キロ未満になると交通への影響が発生するおそれがあり、気象庁が注意を呼びかけています。

宮崎では視界が悪化するほどではなさそうですが、洗濯物に黄砂がつく可能性がありますので、室内干しがおすすめです。外出する際は、不織布マスクなどを着用したりして、黄砂を吸い込む量を減らすようにしてください。

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