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宮崎名物「冷や汁」夏だけじゃもったいない食欲増進の味!

  • 2022年09月13日

    残暑には「冷や汁」でしょ!

    まだまだ日中は暑い日が続いていますね。残暑にバテていませんか~?そんな日に食べたくなるのが宮崎の郷土料理「冷や汁」ではないでしょうか?

    冷や汁は、かつて農家の方が夏の重労働をおこなうときに時間や食欲のない時でも栄養補給や体力回復のために簡単に食べられる“生活の知恵”として伝わってきた料理といわれています。栄養満点とっておきレシピもご紹介しますよ~!

    ふるさとの味 家庭の味

    「冷や汁」は宮崎を離れた出身者にとっても忘れられない味のようです。

    こちらの薬局を営むご夫妻。冷や汁が好きなお子さんが上京した時に、冷や汁づくりに欠かせないすり鉢を買って東京まで作りに行ったことがあるそうです。おいしく作るポイントは「アジを丸ごと使う」ことだと教えてくれました。アジを焼いてほぐした身はトッピングに、残った骨は冷や汁のだしにするんだそうですよ。

    栄養満点「さばみそ豆乳冷や汁」

    より効果的に栄養を取り入れられる冷や汁のレシピを、宮崎のアスリートのレシピを監修している、アスリートフードみやざきの、持永なつきさんに教えてもらいました。

    持永なつきさん

    さばの味噌煮缶を使った「さばみそ豆乳冷や汁」です。サバや豆乳には、タンパク質や脂質以外にも、エネルギー代謝に関わる栄養が含まれているので、疲労回復に期待できるそうです。だし汁は、豆乳と味噌と昆布だしをまぜあわせて作ります。

    さばみそ豆乳冷や汁

    ▼材料 2人分
     さばのみそ煮缶 1缶
     炊いたご飯 2膳分
     もめん豆腐 1/2丁
     ミニトマト 5個
     大葉 5枚
     すりごま 大さじ1
     
     豆乳スープ用(混ぜておく)
     ・豆乳 1と1/2カップ
     ・みそ 大さじ1
     ・昆布だし 小さじ1/2

    ▼作り方
    ①豆腐は重しを乗せて水切りをする
    ②大葉は細切りに、ミニトマトは小さめに切る
    ③さば缶はボウルに汁ごと入れてほぐし、
     ちぎった豆腐とミニトマト、大葉、すりごまを加え
     豆乳スープを加えて混ぜる
    ④器にご飯を盛り、冷や汁をかけて いただきま~す!

     

    川越ディレクター作

    川越真菜美ディレクターが実際に作ってみました。

    「クリーミーな豆乳とさばの相性が絶品!」と大満足。
    大好きな大葉を10枚!使ったところ、さわやかな香りが広がり、口の中をさっぱりとさせてくれたそうです。ちなみに、昆布だしがなかったとか・・・。そこで、かつおだしの粉末を代用してみたところ「これが、簡単ですぐに出来上がるので、急いでいる朝にもGOOD!大発見でした!」ということでしたよ。

    「秋でも冷や汁、いかがですか?」

    2022年7月30日放送「てげビビ!サタデー」の内容を再編集しました
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