ページの本文へ

NHK宮崎WEB特集

  1. NHK宮崎
  2. 宮崎WEB特集
  3. 宮崎空港 航空大学校 体験ツアー NHK宮崎 滑川和男アナが参加

宮崎空港 航空大学校 体験ツアー NHK宮崎 滑川和男アナが参加

  • 2022年09月12日

宮崎空港ビルは航空大学校と共同で、体験・見学ツアーを今年度から始めました。これまでに3回行われ、大人気ということで、今回ツアーに同行させてもらいました。参加者は30人弱で、うち10人ぐらいがお子さんでした。

空港にブーゲンビリアのハウス

体験・見学ツアーはブーゲンビリアのハウスから始まりました。ブーゲンビリアは宮崎県の観光の父と言われた故・岩切章太郎が普及に努めた花で、空港の愛称も「宮崎ブーゲンビリア空港」。空港ビルも自社でブーゲンビリアを育てているのです。南国の日差しが入るハウスの中で、少し紫がかった赤色のブーゲンビリアがとても鮮やかでした。

航空大学校でパイロット気分

宮崎空港に隣接しているのが、航空大学校。日本唯一の公的エアライン・パイロット養成機関で、卒業生の多くは国内のエアラインに就職します。宮崎が本校で、帯広分校と仙台分校を行き来しながら訓練を重ねて、一人前のパイロットになります。

ツアー参加者は、フライトシミュレーターを体験します。教官に丁寧に指導してもらいながら、宮崎空港への着陸にチャレンジします。操縦桿を握って機体のバランスを取りエンジン出力レバーを調節、着陸のため車輪を出します。やることが沢山あって緊張します。何とか滑走路を外れる事なく着陸。終えると操縦体験証明書をもらえます。少し嬉しい。

航空大学校の運航管理局

その後、運航管理局に向かいます。ここは管制塔ではなく訓練機の情報を集めて安全に飛行出来るようバックアップするところです。航空大学校は宮崎県内では宮崎市の他、小林市や都城市、日南市などの範囲で訓練飛行を行っています。逆を言えば飛べるエリアが決まっているという事です。皆さんの地域の上空も、訓練機が飛んでいるかも知れません。

いよいよ訓練機と対面

航空大学校の体験ツアーのハイライトは、格納庫の見学です。まず、その広さに感動しました。そして屋根を形作る鉄骨の構造の美しさ。床もピカピカに磨き上げられています。航空大学校の宮崎本校で使用している飛行機は、シーラス式SR22型というタイプで、15機保有しています。

飛行機にパラシュート

実際に翼のフラップやエレベーターを動かしてもらったり主翼を揺らして燃料が入っている音を聴かせてもらったりしました。なんとこの機体にはパラシュートも装備されていて、もしもの時にも搭乗者の安全を守る仕組みになっているのです。

滑走路が目の前に

そして、もうひとつ格納庫で感動したのが、空港の広大な滑走路が目の前に広がっていることです。フェンスなどの遮るものが全くない大開口!こんな経験は格納庫に入らないと出来ません。この日は土曜日で、午前中は飛行訓練が出来ます。晴天をねらって多くの訓練生がタッチ&ゴーを繰り返していました。そして、どこまでも続く青い空。空の旅を支えるエアラインパイロットを数多く育んで来た宮崎の宝です。

整備をするのは学生ではなく、民間のプロの整備士が行います。下の写真の手押し車のようなもの。これは整備士が機体を移動する時にアシストするものです。ひとりで楽々と機体を引っ張っていたので大変驚きました。

見逃せない空港の見どころ

宮崎空港の展望デッキには訓練機があります。実はこの機体、東日本大震災の際に、仙台空港で着陸体制に入ったところ、緊急の上昇指示を受け、間一髪、津波の被害を免れた機体なのです。当時、仙台空港には同型の訓練機が8機ありましたが、上空にいた2機のみが無事でした。そんなメモリアルな機体にも搭乗する機会を得ました。

そして、宮崎空港で忘れてはならないのが「パタパタ」。電光掲示板への更新が進み全国的にも珍しいそうですが、旅情をかきたてるこの設備も、宮崎空港に来たら注目してみてください。

飛行機が迫ってくる!
子供連れに嬉しい公園

ツアーではありませんが、空港近くにある「赤江ふれあい広場」は、飛行機が轟音とともに迫ってくる大迫力の公園です。この日も多くの子供連れが遊具で遊びながら、飛行機の着陸を待っていました。そして、海側から来た飛行機が旋回しながら近づいてくると、子供たちも大興奮!!「ゴー!」っという金属音に負けないぐらい「ギャー!」という歓声が上がっていました。

宮崎空港 航空大学校 体験・見学ツアーは、今年度あと1回10月29日(土)に予定されていますが、すでに満席です。しかしキャンセルも出るので、問い合わせて欲しいという事です。また20~30人の団体の場合は別途受け付ける場合もあるそうです。参加費はランチ付きで大人5,000円、3歳~小学生は2,500円。詳しくは宮崎空港ビル 電話0985-51-5111です。

  • 滑川和男

    宮崎コンテンツセンター

    滑川和男

    子供の頃の夢は旅客機のパイロット

ページトップに戻る