ブランド品リユース 広がる?【インスタ画像でわかりやすく解説】
国内のリユース市場は毎年拡大。
民間の調査会社の推計によると、2022年の市場規模は3兆円近くに。
ブランド品のリユース市場に目を付け「ブランド品リユース業務」をすべて代行するスタートアップ企業まで出てきています。
この企業がリユースを手がけるブランド企業は現在40社余りに。
この取り組みが広がる可能性もあります。
(NHK「おはよう日本」より)
※サムネイルの画像を矢印に沿ってスワイプすると、インスタグラム「地球のミライ」で投稿した画像の続きを見ることができます。
広がる!? ブランド品のリユース
店内にリサイクルボックスを設置しているのは、東京・港区にあるイタリアのアパレルブランド。
ユーザーが着なくなった自社の商品を回収しています。
国内の店舗で回収した商品は、2年間で1万着にも!こうした品をイベントなどでリユース品として販売しているんです。
国内のリユース市場は毎年拡大し、2022年の市場規模は2兆8976億円と3兆円近くに上っています。(民間調査会社の推計)
ブランド品のリユース市場に目を付けたスタートアップ企業です。
企業に代わり、ブランド品のリユースのページ作成から商品の引き取り、メンテナンス、販売や発送まですべてを手がけています。
スタートアップ企業では送られてきた商品が偽物でないかどうかを見分けるため、企業との緊密な情報交換を行っています。
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スタートアップ企業 野村 晃裕 取締役
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「あるブランドではタグの、とある場所に見分ける目印を仕込んでいて、情報共有することで、『これは確実に本物である』ことが分かる仕組みです」
このサービスを使って、リユースをするブランド企業は現在、40社あまり。
12月にはフランスのキッチンウェアブランドが新たにリユースを開始しました。
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キッチンウェアブランド日本法人 アンドリュー・ハンキンソン 代表取締役
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「キッチンウェアブランドとしては、海外も会社の本社もリユースをやったことがないので、ほかのブランドに広がるきっかけになったらいいなと」
リユースの商品は価格が比較的手ごろになるため、若い世代を取り込むための接点にしたいねらいも!
あなたの好きなブランドもお得にゲットできるかも!?
インスタグラムでも画像を公開中
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