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廃棄されるゴミも素材に【インスタ画像でわかりやすく解説】

電車のつり革がかばんに⁉卵の殻やカキの殻が文房具に!?

大阪の町工場の技術とアイデアでおしゃれなエシカル製品が生まれています。

(NHK「ほっと関西」より)

※サムネイルの画像を矢印に沿ってスワイプすると、インスタグラム「地球のミライ」で投稿した画像の続きを見ることができます。

廃棄されるゴミも素材に! 手にとってみたい!エシカル製品

こちらのかばん、廃車になった電車の車両の部材が使われています。
つり革は、かばんの持ち手に。車体の連結部、いわゆる「じゃばら」は、かばんの底の部分などに使用されています。

こちら、創業118年、老舗の石けんメーカーが開発した固形の『シャンプー』。
誰もが使いやすい固形石けんを作る技術を生かし、液体のシャンプーを固めることに成功!液体容器が不要の“脱プラ”製品になりました。防腐剤などの使用を極力減らし、髪がきしまず安心して使えるよう研究を重ねました。

化粧品メーカー 大野 範子 社長

「欧州では、周りにたくさん環境に配慮した商品が並んでいて、日本は先進国なのに、こういう点では遅れている。社会環境の変化やみなさんに求められるニーズの変化によって商品は変わるので、品質を維持しながら、なおかつエシカルな商品というところにこだわっていくのは大切だと思います」

こちら普通の文房具に見えますが、全国各地の廃材を70%混ぜて作ったボールペンなのです。
たとえば、銀行でシュレッダーにかけられた紙くずや、ビールメーカーで出た麦芽の殻、卵の殻やカキの殻、ホタテの殻、そしてトウモロコシの芯など…!

ちなみにこちらは、原料7割に使われているのがコーヒーのばい煎かすです。ペン自体もいい香りが…!

プラスチック製造メーカー 石田 恭彦 社長

「僕たちの中では、ゴミも“素材”ですね。こんなにたくさんプラスチックを使わなくても、プラスチックって十分、ほかのものを混ぜても形になります。廃材を形に変えることができる、それがふだん使うものになるんだというのが広がっていったら、すごく楽しいことになる。『当たり前になる』までやらなくてはいけないなと思っています」

インスタグラムでも画像を公開中

インスタグラム「地球のミライ」では、環境問題や気候変動のほかSDGsの達成に向け、いま課題になっていることを写真やグラフィックで紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
インスタグラム「地球のミライ」※NHKサイトを離れます

インスタグラム「地球のミライ」はこちらから※NHKサイトを離れます

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