「備えましょう」というとまず思い浮かぶのが、この「非常用持ち出し袋」。
でも、いろんな情報があって、結局何を入れたらいいの?と混乱してしまいませんか。
最低3日間過ごすための、基本的なポイントは3つです。
※下記は一例です。
自分に合った持ち物を考えましょう!
季節によって内容や量は調節しましょう。
ただでさえ不安な避難生活、「自分が安心できるもの、快適に過ごせる工夫」が、とても大切です。
これだけのものをそろえると、ひとつひとつコンパクトにしなければバッグに入りきれません。
例えば、「衣類は圧縮袋に入れる」「トイレットペーパーの芯は抜いて1個の体積を減らす」
などが考えられます。
子ども、大人、お年寄り、男性か女性かなどで、
楽に持てる量は違ってきます。
目安としては、 「これを背負って、素早く移動できるか」 を基準にしてください。
一度背負って動いてみるとわかりやすいと思います。
「あれもこれも」となりがちですが、
優先順位を決めてある程度厳選することが必要です。
家族で動くなら荷物を分散させるというのも、
ひとつの選択肢です。
バッグへの入れ方次第で、
重く感じるか軽く感じるか、変わります。
ポイントは、 「重いものは”からだの近く”で”上に入れる”」これだけです。
例えば水など比較的重いものは、
安定するようにバッグの底に入れがちですが、
丸めたダウンジャケットの上に置くと、
同じ重さでも軽く感じますよ。
避難生活で必要なものを入れる「非常用持ち出し袋」。
個人個人で、必要なものは全く違います。
季節ごとに、また自分の生活環境が変わったりしたタイミングで、
こまめに見直すようにしてください。