熊本ヴォルターズ　B1昇格へ！プレーオフ直前の練習を取材

熊本ヴォルターズ B1昇格へ！
プレーオフ直前の練習を取材

プレーオフ開幕2日前。
遠山向人ヘッドコーチが「チームの雰囲気が良くなっている」と語るように
選手やスタッフからたくさん声が飛び交うなか
対戦相手の越谷アルファーズを想定した練習をしていました。

対戦相手の越谷アルファーズとは

越谷アルファーズは今季東地区2位で、熊本との対戦成績は2勝2敗です。
11月の対戦では30点差ほどの差をつけられ2連敗。
ただ12月のホーム戦では遠山ヘッドコーチが「大切な場面で予想以上のプレーが生まれた」と
手応えを感じての2連勝。
成績が張り合う相手との対戦です。
越谷は3人の身長およそ2メートル、体重100キロほどの外国籍選手を中心に攻守ともに
「大きくて強い」プレーができる印象と話す選手が多くいました。
遠山ヘッドコーチは、アタックの能力が高いL J・ピーク選手、
リバウンドをとれるアイザック・バッツ選手、
得点力のあるジャスティン・ハーパー選手の名前を挙げて警戒していました。
対する熊本は攻守の切り替えが速い「スピードのあるバスケットボール」が持ち味です。

ディフェンスに期待の若手
6野口侑真選手

3人の外国籍選手に対するディフェンスが重要となるなか、
レギュラーシーズンではディフェンスの要である本村亮輔選手や磯野寛晃選手が
ケガなどで出場できていません。
同じ役割で期待されるのが野口侑真選手。3月に大学を卒業したばかりの22歳です。

遠山ヘッドコーチはレギュラーシーズン中に「ディフェンスで大きな要になってもらいたい。
野口選手がプレーオフまでにいかに伸びるかがキーになる」と期待を寄せています。

今季全試合スタートから出場
3山本翔太選手

3月から4月にかけてけが人が相次ぎ、苦しむチームを支えたのが山本翔太選手。
レギュラーシーズン全60試合にスタートから出場し、
日本選手のなかでチーム最多の得点を重ねています。

チーム最多得点のベテラン
33アーロン・ホワイト選手

1試合平均19.7得点はリーグ3位でチームトップ。
総得点1082点を誇るのがアーロン・ホワイト選手です。
2m6cmの長身で、リバウンドの数もチームトップの1試合平均10.7。
これまで10か国でプレーした経験豊富な選手です。

古巣相手に勝利を誓う
11駒沢颯選手

昨シーズン越谷でプレーした駒沢颯選手。古巣相手のプレーオフになります。
「越谷には仲良くしてくれた選手もいますが、
今はヴォルターズをB1にあげることが一番」と語ります。

3年連続5回目のプレーオフ。ブースターの声援も力に念願のB1昇格を目指します。