高知の魅力満載!「これ見て!いちばん」
- 2024年03月26日
視聴者の皆さんが撮影した動画や写真を紹介する「これ見て!いちばん」(隔週水曜日放送)。このコーナーを1年間担当したキャスターの矢島夏です。この記事では、私の中で心に残った投稿をご紹介します!
県外出身の私には、どの写真や映像も新鮮で、皆さまからの投稿のおかげで絶景スポットや高知の四季を感じることができました。
今回は、私の中で特に心に残った投稿をご紹介します!
高知が誇る豊かな海に感動!
まずは、投稿していただいた映像の中から1本を紹介します。
美しい海の世界を投稿してくださった四万十町にお住まいの竹内修一さんの動画「安満地ブルー」。
昨年9月30日に大月町の安満地で撮影されました。
県内で珍しい生き物が多い海と言えば柏島が有名ですが、竹内さんによると安満地でもいろいろな生き物を撮影できるため穴場スポットなんだそうです。
特に印象に残ったものはこちら!
アカホシカクレエビというエビの仲間で透明な体が非常に特徴的でした。何か食べる時に、はさみを上手に使って口に運ぶ姿がおもしろいです。
ダイビング歴30年の竹内さんは、「毎回、新しい生き物との出会いがあることが楽しいので、何度も通ってしまうのかもしれません。次のダイビングでもどんな海の生き物と会えるのかなと楽しみです」とのことでした。
こんなにじっくりと海にいる珍しい生き物たちを見る機会は今までなかったので、興味津々で見てしまいました!
1枚の写真に込められた“在りし日々”
続いて、すてきなエピソードとともに作品を送っていただいた仁淀川町にお住まいの古味直起さんの写真を紹介します。
ことし1月24日に自宅で撮影された「キンマの滑り台」というタイトルのこちらの写真。
(※「キンマ」とは、木馬が転じたもの)
一見すると坂道に雪が積もっただけの風景ですが、古味さんにとっては特別な風景なんです。
今からおよそ8年前。この坂道に雪が積もると、当時、保育園に通っていた2人の孫と手作りのソリで一緒に遊んだそうです。
古味さんは「2人は滑っては上り、転んでは笑い、大はしゃぎして遊んでいました。雪だるまやかまくらなども作りました」と話していました。
取材したとき、うれしそうにエピソードを話してくれた古味さん。その声を聞いていると私まで温かい気持ちになりました。とても印象に残った1枚です。
雄大な自然に抱かれて
最後に紹介するのは高知の自然の豊かさを存分に感じられた投稿です。
牧野富太郎博士も足しげく通った横倉山。この山を登ったときの様子を撮影した高知市にお住まいの又川尚弘さんの動画を紹介します。
横倉山の「カブト嶽」から登りはじめたそうですが、開始早々から急な山道が非常に大変だったそうです。
進んでいくと、さらなる急斜面が待ち構えていました。鎖1本を頼りに、みんなで声をかけ合いながら登ったそうです。
そして登ることおよそ2時間。険しい山道を超えた先には、見晴らし最高の景色が待っていました!
山頂から見える雄大な景色に魅了されました。岩場のところは周りに何も遮るものがないため見晴らしが良いそうです。私もいつか行ってみたいです!
投稿からあふれる“高知愛”
地元の茨城県から高知県に来て何も知らないところから、投稿を通して誰かに伝えたくなる高知の魅力をたくさん知ることができました。
また、皆さまの声を直接聞くことで高知への愛情をたくさん感じることができました。その思いに支えられ1年間続けることができたと思います。本当にありがとうございました。
これからも、皆さんの投稿をお待ちしています!
撮影した動画や写真は郵送だけでなく、スマートフォンやパソコンから直接投稿することができます。投稿はこちらから。
撮影日や撮影場所、撮影内容など、わかる範囲で構いませんので入力して、投稿してください。
また、郵送の場合はNHK高知放送局「これ見て!いちばん」係まで送ってください。
季節の話題やクスっと笑える出来事など、みなさんの「これ見て!」という話題をお待ちしています。