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高知県知事選挙 何を訴えた? 候補者演説を徹底分析!

  • 2023年11月09日

 

任期満了に伴う高知県知事選挙は11月9日に告示され、現職と新人3人のあわせて4人が立候補しました。

立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、2期目を目指す現職で自民党と公明党が推薦する浜田省司氏(60)、新人で飲食店経営の中島康治氏(45)、新人で共産党が推薦する元県議会議員の米田稔氏(71)、新人で元配管業の山下陽一氏(75)の4人です。
現職の浜田氏を自民党と公明党が推薦し、新人の米田氏を共産党が推薦し社民党が支援しています。

NHKはそれぞれの候補者の演説をAIを使った「テキストマイニング」という手法で分析し、告示日最初の演説で有権者にどのような内容を訴えたのか読み解きました。

演説の中で使われた政策や選挙運動に関する言葉の回数を集計し、より多く使われた言葉をより大きく表示しています。

 

浜田さんはおよそ9分40秒演説しました。
最も多く使った言葉は「県政」と「女性」の12回でした。
「『県政』の最重要課題は人口減少対策だと考える」と述べ、「若い」「女性」を中心に若者を増やす対策に取り組む考えを示しました。
「若い」「産業」「仕事」も多く使われ、若者や「女性」にとって魅力的な仕事を作っていきたいとしています。

 

 

中島さんはおよそ8分半演説しました。
最も多く使われた言葉は「プール」「新しい」「浜田」の6回でした。
「中学校の『プール』一つ『新しく』できない高知県が南海トラフに遭遇したときに、復興できるでしょうか」と訴え「浜田」知事を批判しました。

 

 

米田さんは9分余り演説しました。
最も多く使われた言葉は「県政」と「県民」で、それぞれ8回でした。
「現『県政』は『県民』のために『県政』を進めてきたでしょうか」と述べ、野党の立場から今の「県政」の転換を訴えました。
「賃金」「暮らし」も多く使われ「『賃金』を引き上げ、負担減によって『県民』の『暮らし』を守ります」と呼びかけました。

 

 

山下さんはおよそ10分間話しました。
最も多く使った言葉は「人」の18回でした。
「クルーズ船」「だし巻き卵」も多く使っていて、「クルーズ船」の客に「だし巻き卵」の「料理実習」を「体験」してもらうことで、高知の魅力をアピールしたいとしています。

 

高知県知事選挙の投票は、高知市長選挙などと同じ11月26日に行われ、即日開票されます。
 

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