能登町つくモールから出発 夏の海 九十九湾で生き物と出会う旅
- 2023年08月04日

石川県能登町の九十九湾で能登の海を満喫してきました!
たくさんのいきものと出会いましたよ。
石川県の自然を満喫する夏休みの旅の参考に!
(キャスター 川野優里亜)

ふるさと旅日和のロケで、夏真っ盛りの能登町で九十九湾の自然を満喫してきました。
イカの駅 つくモール
まず訪れたのは、能登町の「イカの駅 つくモール」



こちらでマリンスポーツが体験できるということで、今回はカヤックで海上散歩!

思ったよりもスイスイ進む進む!九十九湾はリアス式で、波が少なくて穏やかなんです!
漕ぐのも簡単で、気持ちいいスピードで進んでいきます!

カヤックを15分ほど漕いで、九十九湾のシンボル・蓬莱島に到着。

ここで楽しめるのがいきものの観察。この日は、ウニや貝、ヒトデを見つけました!




【マリンスポーツ担当 谷口勇太朗さん】
九十九湾の海や山の綺麗さ、なかなか都会では味わえない自然の良さを体感してほしいです。
のと海洋ふれあいセンター
まだまだ、九十九湾のいきものたちとふれあいたい!!
そこで訪れたのは、「のと海洋ふれあいセンター」

こちらは遊歩道が整備されていて、海のいきものを観察しやすくなっているんです。

九十九湾にはなんと1000種類以上のいきものたちがいるそうです!
一体どんないきものと出会えるのか、さっそく海へ!!



岩にへばりつく貝や海藻、変わったウニやイソギンチャク、そして、ウミウシも発見!
小さなお魚たちも見つけましたよ!

私のお気に入りは、なんとも可愛いウミウシ!
触っている感覚がないくらい柔らかくて、ぷにぷにしていてかわいい!!
でもウミウシは寿命が1年と、かなり短いんだそう。悲しい…泣

色や模様も種類によってさまざま。シロウミウシやアオウミウシ、マダラウミウシなど、九十九湾には200種類のウミウシがいるそうです!
海での生きもの観察はここで一度終了。
アカテガニ ウォッチング
そして、午後7時。日が暮れて向かったのは、海岸側の森。
そこにいたのは、アカテガニ🦀

アカテガニは、日中は穴の中で過ごし、日が暮れると活動を始めます。
メスはこの時期、ふ化寸前の子をお腹に抱えています。

そして、海に入ると…ものすごい速さで子を放つんです!!

アカテガニが子どもを放す光景なんてなかなか見られないので、感動しましたし、この時間まで待ってよかったなと感じました!
8月26日(土)のと海洋ふれあいセンターで「アカテガニウオッチング」と題して、たくさんのアカテガニが海に幼生を放す様子を観察できるイベントが行われます。参加費は無料(高校生以上は入館料210円が必要)定員は20名程度(先着順)
この夏の思い出づくりに、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
実際に海のいきものたちを目で見て手で触れて、九十九湾も海風をカヤックに乗って肌で感じることで、九十九湾の自然を満喫できた旅でした!

この映像は、8月5日(土)朝7時30分~「ウィークエンド中部」で放送されます!
北陸・中部エリアの皆様ぜひご覧ください!!