ページの本文へ

NHK金沢・石川WEBノート

  1. NHK金沢
  2. 金沢・石川WEBノート
  3. 保護ねこ 小学生のアイデア ねこ捕獲器【石川 かほく】

保護ねこ 小学生のアイデア ねこ捕獲器【石川 かほく】

  • 2023年08月03日

増え続ける猫

かほく市の住宅街。
野良ネコに子どもが生まれて、ネコは合わせて7匹に。
これ以上増えないように、地元の人が、ボランティアグループに協力を求めました。
 

住民
「この子たちだって、野良ネコに生まれたたくなかったと思う。
命あるものは大事にしていきたいと思うし、(避妊・去勢)手術さえしてくれれば」

依頼されたのは、ボランティアグループ「かほく猫の会」です。
野良ネコが増えないよう、避妊手術をして、地域のネコとして住民に世話をしてもらう取り組みを続けています。この活動をする際、メンバーにとって負担が大きかったのが、捕獲器にネコが入ったかどうかの確認作業でした。

石井重治さん
「ずっと現場で待っていたり、1時間ないし2時間おきに見に行く」

しかし、7月からは捕獲器を改良することで、負担が軽減されたということです。

新たな捕獲機

石井重治さん
「実際にネコが入ると このようにLINEに通知が来る」

センサーが入った容器を捕獲器に設置。
ネコが捕獲器に入って、フタが閉まると、マグネットが外れてセンサーが反応。
通知が届くという仕組みです。

石井重治さん
「時間帯が夜のうちにということが多いので、とても楽になる」

捕獲器の仕組みは、市の職員が市内の企業と考案したということです。
その際、参考になったのが、小学生の夏休みの自由研究でした。

小学生のアイデアから

その研究をしたのが…。

小学6年生の岸本結梨香さんと父親の靖彦さんです。
どんな研究だったのか、見せてもらいました。

岸本結梨香さん
「宅配ボックスです。ふたを開けると、スマホでLINEに通知が来ます」

結梨香さんが考えたのは、荷物が来て宅配ボックスのふたが開くとセンサーが働いて、スマートフォンに通知が届くというものです。
去年の自由研究の作品で、県のプログラミングコンテストで見事、グランプリを受賞しました。
 

岸本結梨香さん
「細かくてめんどくさかったけど、やってみたらプログランミングは楽しいんだなと思いました。自分の作った作品が広がるのはうれしいし、やってよかったなあと。」

のらねこから地域ネコへ

この日の朝、猫の会のメンバーが依頼を受けた地区を訪れ、
捕獲器を設置することになりました。
すると…。

ネコは私たちの目の前で、えさに寄せられます。

そして、捕獲器の中に。

「今までよりも行動の幅が広がって、保護できる数だったり、
 地域ネコにするための避妊・去勢を行うことも増えるかと思います」


この日は、合わせて4匹のネコを保護しました。
小学生のアイデアから生まれた捕獲器が、ボランティアグループの活動を支えています。
 

✅取材後記

金沢市や羽咋市のネコの保護団体も注目しているということです。
さらに県の猟友会からも問い合わせが来ていて、イノシシなどを捕獲する際に活用したいということです。

  • 結川弥生

    NHK金沢 ニュースディレクター

    結川弥生

    子どもと大相撲と犬が好き! 
     主婦目線を生かしてビビッと感じたものや 県内で頑張っている人たちを取材しています。

ページトップに戻る