【詳報】札幌市長選挙出口調査の結果は

2023年4月9日

４月９日に投票が行われた札幌市長選挙。冬のオリンピック・パラリンピック招致の是非を最大の争点に現職と新人のあわせて３人が争いました。NHKが９日に行った出口調査の結果を詳しくお伝えします。（札幌市長選挙取材班）

NHKは９日、有権者の投票行動や政治意識を探るため、札幌市長選挙で出口調査を行いました。調査は市内30の投票所で投票を終えた有権者4348人を対象に行い、55.8％にあたる2425人から回答を得ました。一方、８日までに有権者のおよそ13％が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

支持政党別の投票行動

札幌市長選挙の出口調査では、投票した人にふだん支持している政党について尋ねました。
結果は、▼自民党が37％、▼立憲民主党が19％、▼日本維新の会が４％、▼公明党が５％、▼共産党が６％、▼国民民主党が２％、▼れいわ新選組が１％、▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が22％でした。

現職の秋元氏は、▼自民党の支持層の70％台後半、▼立憲民主党の支持層の50％あまり、▼日本維新の会の支持層の30％あまり、▼公明党の支持層のおよそ70％、▼共産党の支持層のおよそ20％、▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層の40％台半ばから支持を得ました。

新人の高野氏は、▼自民党の支持層の10％台後半、▼立憲民主党の支持層の30％あまり、▼日本維新の会の支持層のおよそ50％、▼公明党の支持層の20％台半ば、▼共産党の支持層のおよそ20％、▼無党派層の30％あまりから支持を得ました。
新人の木幡氏は、▼立憲民主党の支持層の10％台半ば、▼日本維新の会の支持層の10％台後半、▼共産党の支持層の50％台後半、▼無党派層の20％あまりから支持を得ました。

年代別の投票行動

札幌市長選挙の出口調査の結果を年代別に見ますと、▼10代と20代の50％台半ばが現職の秋元氏、20％台半ばが新人の木幡氏、およそ20％が新人の高野氏に投票しています。
▼30代の40％台半ばが秋元氏、30％台半ばが高野氏に投票しています。
▼40代の50％台半ばが秋元氏、20％台後半が高野氏に投票しています。
▼50代のおよそ60％が秋元氏、20％台半ばが高野氏に投票しています。
▼60代の50％台後半が秋元氏、20％台半ばが高野氏に投票しています。
▼70歳以上のおよそ60％が秋元氏、20％あまりが高野氏に投票しています。