この冬一番の寒気到来！中国地方の大雪注意点

暖冬を実感しているところに、久しぶりの「寒波」がやってきす。 
25日（木）ごろまで、雪降る寒さが続く見通しです。 
今回は、

• 西風が強く、ふぶいて見通しが悪くなる
• 雪が数日続くので、山間部中心に積雪増加
• 沿岸も含めて気温が低いので、少しの雪でも凍結のおそれ
• 鳥取県に、特に発達した雪雲がかかるおそれ
• 波が高い

などの影響が考えられます。

この冬一番の寒気

寒気には2つのパターンがあります。

地上に近いところに寒気が流れ込むと、とにかく寒くなります。 
もっと空の高いところにやってくる寒気は、雪雲を大きく発達させて大雪をもたらします。 
今回は上も下も強くて、この冬一番。大雪や凍結の恐れが出てきます。

あすの朝が要注意！

下の図が、3時間ごとの雪の降り方の予想です。 
濃い青色になるほど降る量が多いことを表しています。

今夜からはすっかり0℃を下回るところが多くなるので、降れば積もると思ってください。 
瀬戸内沿岸部にはあまり色がついていませんが、強い風に雪雲が流されてくるので、凍結には注意。 
あすの朝起きてみたら真っ白だったり、橋の上が凍結していたり、交通機関に乱れが出たりする心配がありそうです。

大雪警報の可能性？

今の段階では、雪のピークはあす24日いっぱいの見通しで、あすは特に鳥取県内で雪に警戒が必要になりそうです。

日本海で風がぶつかって発達した雪雲が、鳥取県方面にむけて流れ込んできそうなのです。 
下の図のピンク色の表示は、みるみるうちに積雪が増えていったり、見通しが悪くなったり、立ち往生が発生するような降り方をしてもおかしくないところです。

雪雲の動きは変化しますから、最新の天気予報に注目し不要不急の外出を控えるなど対策をとってください。

気をつけたいこと

山陰や、山陽の山などでは、あす朝までに数十センチ降る予想です。 
さらに木曜日まで雪が降り、積雪量がかなり多くなるので大雪対策をしておいてください。

瀬戸内沿岸なども、あす朝は氷点下の冷え込みです。 
くれぐれもノーマルタイヤで無理な運転をせず、時間にゆとりをもって動くようにしてください。

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