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全国男子駅伝 ひろしま男子駅伝 新春の安芸路を駆ける!広島チーム 高校生

  • 2024年01月19日

 

新春の広島を舞台に「都道府県対抗 全国男子駅伝」が1月21日に開催されます。地元・広島チームの選手たちの人柄が伝わることばをピックアップしました。第2回は、高校生です。各選手のインタビュー動画はNHK広島放送局のX(旧Twitter)でも公開しています。あわせてお楽しみください!

(広島放送局アナウンサー 高木修平・武本大樹・鳥山圭輔・松井大)

 

全然納得いかない その悔しさを晴らす

広島チームの高校生は全員が世羅高校の選手です。本宮優心選手は去年12月の全国高校駅伝でアンカーを務め、区間8位。順位を2つ上げる走りにも自己評価は厳しめ。今回の駅伝では「攻めきれない弱みを消して挑んでいきたい」と意気込みました。

あの夢をなぞって

「緊張しい」という本宮選手。レースの前には自分を勇気づける曲を聴くようにしています。お気に入りは去年の紅白歌合戦にも出場した「YOASOBI」の「あの夢をなぞって」。全国に夢を届ける走りを誓いました。

 

佐久長聖の選手にどれだけ食らいついていけるか

都大路で3区を走った井上史琉選手。この区間でトップに立ち、大会新記録で優勝した佐久長聖高校の強さを実感したひとりです。“ひろしま”にも佐久長聖の選手たちが長野チームの一員としてやってきます。「食らいついていきたい」という強い思いを口にしました。

周りの選手に自分がいるぞ

井上選手は、大学生や社会人だけではなく、後輩の中学生からも「取り入れられるものは取り入れたい」と貪欲です。春からの目標は、箱根駅伝。自分の存在を全国にアピールしたいという気持ちが感じられました。

 

1区を走って他の強い選手に勝つ

世羅高校の主将として都大路を走った坂口雄哉選手。“ひろしま”でも1区を走りたいと意気込みました。都大路で1区区間賞を獲得した兵庫の折田壮太選手(須磨学園)を最も意識していると語りました。きついところでも粘れる持ち味を生かし、「何があろうが、絶対に先頭集団から離れない」と決意を口にしました。

強くなる秘けつが東広島には、ある

今回の広島チーム10人のうち4人が東広島市出身です。坂口選手は「強いランナーをたくさん輩出していることが刺激になっている」と語りました。3年間を過ごした世羅町とともに坂口選手には2つの“ふるさと”があります。

 

たわん

「たわん」は広島弁で「届かない」という意味です。広島県人は「そこのソース、たわんけぇ、取って」といった場面で使います。向津翼選手は祖父が広島出身、広島市佐伯区在住です。世羅高校に進学し、「たわんという言葉だったり、多くの広島のことばを学んで、今では東京に帰ったら広島弁が出ているって言われるくらい」と広島への愛着を口にしました。

日ごろもやっぱり34番を選ぶ

都道府県を示すナンバーを付けて走る全国男子駅伝。広島チームの赤いウェアを来た向津選手の左胸にも「34」の数字が輝いていました。幼い頃から祖父に何度も連れて行ってもらった宮島の近く、4区を走るのが目標です。

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