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こたつ開きと亥の子もち

スミにおけないお天気ブログ
  • 2023年11月06日

 


11月1日(水)は、「こたつ開き」の日でした。
「炉開き」とも言われ、こたつなどの暖房器具を出すのによい日とされています。
なぜかというと、亥の月の最初の亥の日にあたるからです。
亥の月とは、旧暦10月のことですが、今では、新暦11月の最初の亥の日に行うことが多くなっています。
亥とはイノシシのこと。
亥は、中国の思想では水の気を持つとされるため、水の気が重なるこの日にこたつ開きをすれば、火を抑えることができると考えられました。

そして、この日に、「亥の子もち」を食べる風習があります。
広島市内の菓子店で売っていました。
小豆の部分がイノシシの子供のうり坊の柄に似ています。
イノシシは、子供をたくさん産むことから、亥の子もちを食べると子孫繁栄や無病息災が叶うとされました。

また、「亥の子祭り」は、昔から広島市内でも行われていて、私も小さい頃、よく参加していました。
亥の子祭りのかけ声を聞くと、秋の深まりを感じます。


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