9月は観測史上最も高温に

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10月に入り、広島市内でも朝晩の気温が20℃を下回ってヒンヤリするようになり、ようやく秋が感じられるようになりましたね。
9月の広島市の天候を振り返ってみますと、平均気温は、これまでの144年間で、9月としては最も高くなりました。
広島市の9月の平均気温は27.2℃で、平年より2.5℃も高くなりました。
また、9月4日の最高気温は37.4℃と、9月としては最も高い気温を観測。
最低気温が25℃以上の熱帯夜の合計は11日で、2010年と並んで、9月としては最多になりました。

この暑さは、温暖化に加え、9月に入っても太平洋高気圧が強く、暖かい空気の流れ込みが続いたことが大きな要因です。
上空を流れる偏西風が北に偏った状態が続いたため、太平洋高気圧の本州付近への張り出しが強くなりました。
9月の高温傾向は、2000年代になってとくに顕著になっていて、これからも9月までは夏のような暑さが続く年が多くなりそうです。

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