お彼岸のおはぎ
スミにおけないお天気ブログ
- 2023年09月22日
今月23日(土)は「秋分の日」。
そこで、先日、中継でお彼岸のお供えの一つの「おはぎ」についてお伝えしました。
「おはぎ」は、昔から、小豆の赤色が邪気を払うとされていました。
昔は、秋に「おはぎ」と言い、春は「ぼたもち」と呼んでいました。
というのも、秋は、小豆の粒を「萩の花」に見立てて、「おはぎ」と呼びました。
一方、春は、あんこを「ぼたんの花」に見立てて「ぼたもち」と呼んでいました。
さらに、あんこに違いがありました。
秋の「おはぎ」は、収穫したての小豆から作るので、やわらかい皮もそのままつぶして、「つぶあん」ができます。
一方で、春の「ぼたもち」は、冬を越した小豆から作るので、皮も固くなっています。
皮は取り除くため「こしあん」ができました。
ですから、秋は「つぶあん」、春は「こしあん」だったのです。
今では、小豆の保存の技術が発達しているため、「つぶあん」も年中作られるようになりました。
ちなみに、私は、「つぶあん」も「こしあん」も大好きです。
秋のお彼岸に「おはぎ」を頂くのはいかがでしょうか。
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