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梅雨末期の大雨

スミにおけないお天気ブログ
  • 2023年07月11日

梅雨前線の影響で、7日(金)から10日(月)にかけて、県内でも大雨になりました。
10日(月)午後3時までの72時間降水量は、大竹市で213.5ミリになったほか、広島市三入や北広島町都志見でも200ミリを超え、平年の7月1か月分に匹敵するほどの多さになりました。
広島市中区では194.5ミリとなるなど、県の西部を中心に降水量が多くなりました。

これだけ雨が降ったのは、長く停滞した梅雨前線が原因です。
7日(金)から10日(月)にかけて、山陰沖に停滞し、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になりました。
断続的に雨雲が強弱を繰り返しながら流れ込み、短時間の大雨になった時もありました。

また、9日(日)から10日(月)にかけて、「避難指示」や「土砂災害警戒情報」が多くの地域に発表されました。
「避難指示」は、警戒レベル4に相当します。
その、警戒レベル4に相当するのは、「土砂災害警戒情報」、線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨に関する気象情報」、気象庁の危険度分布「キキクル」で危険を示す紫色、「氾濫危険情報」などです。
警戒レベル4は、危険な場所にいる人はただちに避難をする情報です。

警戒レベル4相当の情報が発表されたら、土砂災害警戒区域にいる方は、すぐに、避難場所や知人宅などの安全な場所に避難してください。
浸水想定区域にいる方は、すぐに安全な場所に避難するか、もしくは、自宅が浸水の深さより高い場合は、自宅にとどまるという選択もあります。

今後も大雨など天気が荒れる時がやってきます。
最新の気象情報を確認し、命を守る行動をとれるようにしておきましょう。


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