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2023年7月18日(火)

食費節約で“低栄養”に!?~「値上げ時代」どう健康守る~

食費節約で“低栄養”に!?~「値上げ時代」どう健康守る~

食品の値上げが相次ぐ中、食費の節約志向が高まっています。そこに意外な落とし穴が。食事がパンや麺類など炭水化物に偏り、体や筋肉を作るたんぱく質が不足するなど、いつの間にか“低栄養状態”に陥る人が少なくないことがわかってきました。さらに持病を悪化させる危険も…。“値上げ時代”、私たちは節約をしながら、どう健康を守ればいいのか?必要な栄養を確保する簡単なコツとは?専門家と具体的な“秘けつ”を徹底検証しました。

出演者

  • 新開 省二さん (女子栄養大学教授・医学博士)
  • 時岡 奈穂子さん (管理栄養士)
  • 桑子 真帆 (キャスター)

※放送から1週間はNHKプラスで「見逃し配信」がご覧になれます。

食費節約で“低栄養”に!? 値上げ時代 どう健康守る

桑子 真帆キャスター:

食品の値上げが続いています。7月は、パンやレトルトカレーなどが値上げされ、2023年、分かっているだけで過去最大級の3万品目が値上げされる事態となっています。

この値上げがどれくらい家計に影響するのでしょうか。

2人世帯以上の食費を民間のシンクタンクが試算したところ、同じ物を買った場合、この2年で負担はおよそ10万円増えるということです。

こうした状況の中で節約志向が高まっているわけですが、取材を進めると思わぬ事態が起きていました。

食費節約で体に思わぬ異変が

首都圏に住む佐藤陽子さん(仮名)。看護師をしながら3人の子どもを育てています。

食費の節約を意識し始めたきっかけは「電気代の高騰」でした。

佐藤陽子さん(仮名)
「去年(2022年)の9月が4,868円で。12月ですね、この辺からぐぐっと。1万8,000円までいきました」

家賃などの固定費や子どもの教育費は削れないため、“食費”を下げることにした佐藤さん。

佐藤陽子さん
「3万円ぐらいにはなっちゃいますよね」

できるだけ値引き品を探して買うようにしました。

佐藤陽子さん
「職場に行ってるときも、昼休みにきょう何かクーポン割引出てるかなとか言ってチェックしたりとか」

料理で使う食材も見直すことにしました。

この日の昼食はシチュー。肉は値上がりしているため、4人分を76グラムのウインナーで代用します。

佐藤陽子さん
「コーンでかさを増して」

さらに、以前は、じゃがいもやたまねぎ、にんじんなどを入れていましたが、いまは家族全員分で1袋110円ほどのパック野菜を使います。

佐藤陽子さん
「おなかがいっぱいになるように、なるべく1食分でも満腹感が出るようにしたいなと思って」

自分の食事は減らして、子どもたちの分を確保してきました。

佐藤陽子さん
「子どもにはちょっとこういうチーズで少し補ってもらってしっかり栄養とらせて。自分の分はとれるものでとろうっていう感じになってきちゃいますよね」

こうした生活を3週間ほど続けていたある日、体に異変が。

仕事から帰ると気分が悪くなり、1時間近く起き上がることができなくなったのです。必要最低限の食事は取っていたつもりでしたが、医師からは“栄養不足”による貧血だといわれました。

佐藤陽子さん
「1~2か月ちょっと節約というか、食べる分を抑えてしまったことでそういう結果になるんだなって、怖くなりましたね。もう不安でしかない。これから何がいくら上がっていくだろうって考えると。どうやって節約をしていこうかなって。頭をいま悩ませている状況ですね」

こうした節約による健康への思わぬ影響が広がっていることも分かってきました。

生活に困っている人たちにレトルト食品や缶詰などを無償で配る、フードバンクです。

理事長の米山けい子さんです。

フードバンク山梨 米山けい子 理事長
「物価高騰の中で緊急食料支援というのを130世帯に行いまして、書いていただいたアンケート」

その結果を見ると食事の回数を減らしたという人は約半数に上りました。さらに、メニューにも偏りが。

炭水化物だけという人や、おかずが減ったという人が多くいたのです。

米山けい子 理事長
「これは野菜や果物が減ったということです。おなかを満たすために炭水化物などを食べてしまっていて、バランスのよい野菜を入れた料理などが減ってきているのかなと」

利用者に直接聞き取りを行うと、体に異変を感じている人もいました。

4人の子を育てる女性
「爪がみんな欠けてきちゃう。栄養不足なんですよ。爪が無意識に欠けちゃう。偏頭痛があったり」

さらにある女性は、スポーツに打ち込む息子の食事を確保するため、自分の分を減らしているといいます。

2人の子を育てる女性
「貧血、結構あるんで。食べなきゃだめだよとかって先生にきのう言われた」
米山けい子 理事長
「お肉とかね。子どもにあげてるからね、自分が食べられなくなっちゃうっていうか」
米山けい子 理事長
「この物価高騰がここまで大変な状況を生み出していたという現実。苦しい生活の中でも健康というところ、命につながるものですから私たちももう少しアプローチする必要があるなと強く今回感じました」

持病のある人にとっては、より深刻なリスクが潜んでいることも分かってきました。

糖尿病を患う吉田実千子さん。2月、驚くような検査結果がでました。

吉田実千子さん
「一挙に上がったんです。8.1になったんです」

糖質をどのくらいとっているかの傾向を示す「ヘモグロビンA1c(糖尿病の指標)」の値が、正常値の6%台から8%台に一気に上昇。今も高止まりしているのです。

年金生活の吉田さん。最近、比較的糖質が多い冷凍食品に頼りがちだといいます。

吉田実千子さん
「冷凍やったら何回かに分けて食べられるから経済的かなと思って。昔は作ったんですけどね、いろいろ。食べたんですけどね」

魚の値段も上がり、好きだった料理も作らなくなりました。

吉田実千子さん
「なかなか買えないからね。でも食べないといけないね。難しい問題ですね」

吉田さんの主治医である安田浩一朗さんは、吉田さんの血液を調べるとヘモグロビンA1cの値が悪化しただけでなく、他にも見過ごせない点があるといいます。

やすだクリック 安田浩一朗 医師
「ヘモグロビンA1c(糖尿病の指標)が上がったのをいちばん最初に気が付いた、この時点ですでに“アルブミン”が低下。4か月以上継続している」

糖尿病の指標が悪化するのと同時期に、血中のたんぱく質である「アルブミン」の値が大幅に減少していたのです。

安田浩一朗 医師
「短期間の1年間で明らかに下がることは普通はちょっと考えにくい状態。圧倒的にたんぱく質が減って、脂質と炭水化物が増えていく。(偏った)バランスにシフトしていく。糖尿病にとってはすごく不利な状況になってきている」

さらに他の患者に聞き取りを行うと、たんぱく質不足を加速させかねない要因も見えてきました。

安田浩一朗 医師
「『コンビニ総菜を買うけど、今まで買ってたものが変わった。例えばツナサラダだったらツナが減ってキャベツが増えてると感じる』。ちくわが5本から4本になって同じ値段やったとか、意識の高い糖尿病患者の食事にも知らぬ間にじわっと影響が出ている」

安田さんが診察する患者330人あまりのうち、200人以上でたんぱく質が減っていました。こうした状況が続けば、さらに健康が脅かされると危機感を募らせています。

安田浩一朗 医師
「血中のたんぱく質が下がると筋肉がやせていく、感染症が悪化しやすい。ボディーブローがどんどん効いて、いつか倒れてしまう。寿命そのものも少し短くなる可能性がある」

夏休みを迎える今。フードバンクの米山さんは、学校の給食がなくなるこの時期に栄養が偏るケースも出るのではないかと懸念しています。

食生活や栄養に詳しい専門家に、配布食材を活用して安く栄養が取れるレシピを作ってほしいと依頼しました。

山梨学院短期大学 食物栄養科 深澤早苗 教授
「ミックスビーンズは、植物性のたんぱく。カレーの中でもいいし、ミートソースの中にも入れられる。そんな工夫ができればいいのかなって」
米山けい子 理事長
「ことしの夏は、子どもたちの発達に影響を及ぼすのではないかと非常に危機感を持っている。節約する、質も悪い、量も少ない、どうしていくかということですね」

専門家が伝授! “低栄養”を防ぐコツ

<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
節約の落とし穴と対策について伺っていきます。きょうのゲストは、医学博士の新開省二さん。そして、管理栄養士の時岡奈穂子さんです。

「食費節約の落とし穴」を見ていきたいのですが、まず1つ目。

量は十分でも質が低下している

ということで、どういうことなのか。

私たち人間は、生きるために「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」などをバランスよくとることが必要、理想とされています。
VTRで見たように「たんぱく質」が減り「炭水化物」が増えているという傾向が強まっているということが分かりました。

新開さん、「たんぱく質」が減るとどういうことが起きてくるのか教えていただけますか。

スタジオゲスト
新開 省二さん (女子栄養大学教授・医学博士)
健康長寿と栄養の関係に詳しい

新開さん:
私たちの健康にとって「たんぱく質」というのは非常に重要な働きをしています。これが不足すると、全身の臓器機能の低下、免疫機能の低下に結び付きます。

その結果、いろんな影響が出てきます。
例えば高齢者の場合、老化が促進され、要介護の一歩手前のフレイル(虚弱)というものが増えたりします。
それから「認知機能の低下」にもつながるということが最近分かってきました。VTRにもありましたが「持病が悪化」する。例えば「糖尿病が悪化」するというようなリスクも出てきます。
子どもの場合は、「発育・発達にも大きく影響」するということが分かっています。働き盛りの方でも栄養状態が悪くなってきますと、「自律神経の機能が変調」し、体にいろいろな症状が出てくるということが心配されます。

桑子:
さまざまなリスクが高まるということで、落とし穴の2つ目。

“低栄養”に気づきにくい

ということがあるようです。

“低栄養”かどうか測るための指標を大きく2つご紹介しようと思います。時岡さん、BMIというものですね。

スタジオゲスト
時岡 奈穂子さん (管理栄養士 NPOはみんぐ南河内)
在宅医療の現場や地域で栄養指導

時岡さん:
“低栄養”というのは、「たんぱく質」と「エネルギー」が欠乏した状態を指しますので、まずは「エネルギー」がたくさん減ってしまうと体重に反映されます。

そこでBMIですが、体重をkgにして身長のmで2回割る、そうすると出てくる数値で、一般的によく用いられている数値ですね。

桑子:
目標とする範囲が年齢によって異なるわけですね。

時岡さん:
そうですね。加齢とともにBMIの数値がだんだん大きくなってきますので、お年を召されるとちょっとふくよかなほうが、目標としていただく割合としては大事になってくるというところです。

桑子:
自分が“低栄養”かどうかを見る時、まずこの指標を下回っていないかを見るということですね。

時岡さん:
65歳以上の方の下限「21.5」というのは、医療・介護の専門職でもまだ十分には周知されていないので、気をつけていただきたいと思います。

桑子:
そしてもう一つ「指輪っかテスト」というものがある。どういうことでしょうか。

時岡さん:
「たんぱく質」が減りますと筋肉量が減少します。ふくらはぎが全身の筋肉を反映しやすいということで、親指と人さし指で輪っかを作り、ふくらはぎのいちばん太いところを囲んでいただくというテストです。

桑子:
囲めない状態だと「筋肉量が多い」んですね。

時岡さん:
囲めないほうが(筋肉量が)多いですね。

桑子:
ちょうどつかめる、それから隙間が出来てしまうと、(筋肉量の)減少の危険度が高まっていくと。

時岡さん:
そうですね。

桑子:
“低栄養”という言葉からの印象が、げっそり痩せ細ってしまっているという印象ですが、そうとも限らないわけですか。

時岡さん:
私たちは半年間に2~3キロを一つの目安にしますので、げっそり痩せるということよりは少し腰が痛い、ひざが痛いというようなことで気付いていただく方のほうが多い、そういう状況です。

桑子:
体の少しの変化、それから数値、例えば「自分はふくらはぎの隙間がたくさん出来ているけれど、これは心配したほうがいいのか」と思われる方もいると思うのですが。

時岡さん:
今お元気であれば、そんなにすごく心配する必要はないです。
ただ、やはりお年を召されると手術ですとか入院ですとかがありますので、そういったときに回復するための備える体力が「ちょっと少ないかな」という気づきで思っていただければいいと思います。

桑子:
健康であれば、そこまで心配する必要はないという。気づきの1つのヒントということですね。

他にも取材を進めますと、落とし穴3つ目。

ステルス値上げ

ということがありました。

先ほどVTRではちくわのお話もありましたが、値段は変わっていないのに内容量が減って、実質的に値上げ状態の食品が今、増えているということです。
つまり、前と同じ物を買っていても知らないうちに栄養が減っていることになりかねないということです。

こうした落とし穴を大きく3つ見てきました。この中でどう健康を保てばいいのか。お二人にコツを教えていただきたいと思います。
まず新開さん、言葉をご紹介いただけるということで。

新開さん:
「さあ にぎやかにいただく」という言葉です。賢くきちんと栄養がとれる食材を知っておくことが自衛のためになります。
「さあ にぎやかにいただく」は、食べるべき食材の頭文字を取って標語にしたものです。

この10の食品は栄養価の高い食材なので、1日3食で7品目を意識してとってほしいと思います。

桑子:
7品目を目安に。

新開さん:
多くとれるようになりますと「炭水化物」の比率が下がり、自然に栄養密度の高い食事になるんです。
おみそ汁に「わかめ」が入っていたら「海藻」は丸と。1品目でも入っていたらカウントしてオーケーなんです。
全世代で活用できますので、今の食事で食べられているかどうかチェックすることから心がけて始めてほしいと思います。

桑子:
そして、時岡さんにはなるべく安く「たんぱく質」をしっかりとれるお手軽レシピを教えていただきます。
大きな特徴として、どういうものでしょうか。

時岡さん:
まずは調理が非常に簡単にできるということで、キッチンばさみ、あと電子レンジですとか、こういったもので日々続けていただきやすいようなレシピにさせていただきました。

桑子:
まずは主菜にも使えるレシピがあるということで。

時岡さん:
変幻自在の「肉みそ」です。

桑子:
どう作るのでしょうか。

時岡さん:
「豚のひき肉」に「おみそ」と「水」と「焼き肉のたれ」、そしてちょっとまとめるために「片栗粉」を入れて、混ぜて、電子レンジでチンするというものです。

「肉みそ」材料
豚ひき肉…60g
みそ…小さじ1
焼肉のたれ(市販)…小さじ2
水…大さじ1
片栗粉…小さじ1/2
「肉みそ」作り方
1.耐熱の器で材料を混ぜ、ふんわりラップし、電子レンジ600Wで50秒加熱
2.一度取り出してよく混ぜ、もう一度ふんわりラップし、電子レンジで50秒加熱

桑子:
これを基に作るものがあります。こちらは?

時岡さん:
「マーボー豆腐」です。

「肉みそマーボー豆腐」材料
肉みそ
木綿豆腐…1/2丁(150g)
にら…1本(5g)
「肉みそマーボー豆腐」作り方
1.木綿豆腐をサイコロ状に切る
2.耐熱の皿に入れ、細かめに切った「にら」・「肉みそ」と混ぜる
3.ふんわりラップし、電子レンジで1分30秒加熱し、混ぜる

桑子:
これも豆腐とあえるだけということですか。

時岡さん:
木綿豆腐をサイコロ状に切ったあと、にらや肉みそと一緒に電子レンジでチンしていただければ。

桑子:
これだけで「たんぱく質」はどれぐらいとれるのでしょうか。

時岡さん:
このマーボー豆腐は、22グラムとることができます。

桑子:
値段は?

時岡さん:
お値段は130円ぐらいでできると思います。

桑子:
肉みその応用法でいくと他にどういうものがありますか。

時岡さん:
マーボーシリーズで「マーボーなす」とか、あと「トマト」と「水煮の大豆」を一緒に電子レンジでチンすれば「ポークビーンズ」。あと、「お豆腐」と混ぜてディップにして「野菜」を食べていただくとか。いろいろ楽しんでいただけると思います。

桑子:
応用が利く「肉みそ」をご紹介いただきました。
他にもふだんの料理に使えるちょっとした工夫もあるということで、こちらに並べてみました。まず「お豆腐」でいうと。

時岡さん:
お豆腐の場合は、やはり「絹ごし」よりも「木綿」のほうが「たんぱく質」を多めにとることができます。

桑子:
そして「牛乳」は?

時岡さん:
牛乳は飲んでいただくこともできますし、あと「スープ」ですね。カップスープのときにも使っていただくといいと思います。

桑子:
水ではなく「牛乳でスープ」を作れば「たんぱく質」がとれると。あと「卵」ですね。

時岡さん:
卵は値上がりしているといいますが、「1個あたり約6グラムのたんぱく質」がとれるので、非常に手軽でいいと思います。

桑子:
心がけるポイントとして、どういうことを心がけたらいいでしょうか。

時岡さん:
「ちょい足し」というところも大事ですし、値上がり幅の比較的小さい生鮮食品とか、お肉類をうまく選んでいただいて「ちょい替え」していただくのがいいと思います。

桑子:
新開さん、いろんな対策を教えていただきましたが、個人でできることにも限界がありますよね。どういうことが大切になってくるでしょうか。

新開さん:
これからは、地域ぐるみでみんなでいろいろ助け合って“低栄養”を予防していく取り組みが必要かなと思います。

桑子:
地域ぐるみですか。

新開さん:
私どもが3年間、東京の大田区と一緒に栄養を通じて「フレイル予防」というのをやりました。その結果、大きく介護費が抑制されたということも見ております。その他の地域でも同様な取り組みをやりますと、要介護の方が減ってくるという成果が得られております。
今後、いろいろな団体、それから公的な取り組みが求められてくると思います。

桑子:
ありがとうございます。最後にご覧いただくのは、値上げ時代の食生活、こんな方法で改善した人たちも出てきています。

“値上げ時代”でも… 食生活に工夫を

管理栄養士が呼びかけて行っている「共食会」。
1回500円で、バランスのよい食事をとりながら栄養の知識も得ることができます。

参加者
「パプリカのほうがいい?」
管理栄養士
「パプリカのほうが栄養あります。ビタミンCいっぱい入っているので」

こちらは、自治体が主催する男性向けの料理教室。

料理教室に参加した大澤邦夫さんは2021年に妻を亡くし、1人で暮らしています。普段の買い物では安い旬の食材を中心に選び、庭で育てた野菜を使うなど節約しながら日々の食事を楽しんでいます。

大澤邦夫さん
「スーパーで(1品)買うと、これぐらいでも198円になっちゃうけど、家で作ると数十円いかない。(自炊は)結構頭使って順序立ててやらないといけないから、プラスになることの方が多いんじゃないか」
取材班
「すごいですね」
大澤邦夫さん
「なれます。今からでも遅くはない」
見逃し配信はこちらから ※放送から1週間はNHKプラスで「見逃し配信」がご覧になれます。

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