【全部見せます】はまなかあいづTODAY 震災特集シリーズ
- 2023年03月31日
NHK福島放送局が総力を挙げて取材し、3.11をはさんで2週間あまりにわたって放送した震災・原発事故の特集シリーズ。これを見れば、「福島の被災地のいま」がわかる。
※タイトル・写真をクリックするとリポート動画にリンク。
第1回「原子力政策転換」
日本政府は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う燃料価格の高騰を受けて、事故後の原子力政策を転換し、安全を最優先に原発を最大限活用する方針を打ち出しました。
事故発生当時福島第一原発にいて、「制御できなくなった原発」のおそろしさを間近で体験した人は、こうした状況を複雑な思いで見つめています。
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【解説】変わる 「3・11後」の原子力政策 |
【特集】“人の手に負えぬ魔物”を再び起こすことはないのか |
第2回「処理水の海への放出」
一般の消費者の立場で、この処理水の放出の問題に向き合おうとしている人がいます。その行動の元にある思いに迫ります。
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【特集】処理水めぐる地元の葛藤 仲買人・旅館経営者 |
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第3回「除染廃棄物をめぐる問題」
2月、国が今年度中の開始を目指していた除染で出た土の再生利用の県外での実証事業が、住民の反発などから先送りされたと報じられました。
こうした状況に、中間貯蔵施設の立地に協力した人は何を思うのか、取材しました。
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第4回「震災関連死」
避難生活による体調悪化などで亡くなる「震災関連死」が全国で最も多い南相馬市では、震災当時、介護なしでは生活が困難とされる高齢者が3割あまりを占めていたことが福島の研究チームの調査でわかりました。
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【特集】震災関連死 ~福島で起きたこと~ |
第5回「風評の正体に迫る」
私たちが戦っているものの正体は何なのか。それは時の経過とともに変わっているのではないか。こうした問題意識から、ビッグデータを使って、原発事故による風評の「可視化」を試みました。
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【政治マガジン】風評の正体に迫る |
第6回「帰還最後発の双葉町」
いまだに町の85%が帰還困難区域となっている双葉町が、存続をかけ力を入れているのが、企業誘致です。町が整備した産業団地に4月に新たに進出する企業を取材しました。
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【WEB特集】 目の前に原発 住民は全国最少 しかも最後発 双葉町の挑戦 |
第7回「復興① コミュニティーを考える」
「復興とは何か」をテーマにした3回シリーズ。1回目は「コミュニティー」です。
住民帰還が頭打ちになった原発事故の被災地で、移住者が地域を支えている実態を取材しました。
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【WEB特集】震災と原発事故から12年 “外部パワー”が支える復興 |
第8回「復興② 農業再生を考える」
2回目のテーマは、「農業の再生」です。
原発事故の被災地は事故前、いずれも農業が基幹産業の1つでした。避難指示が解除されても住民の帰還が進まない地域では、以前と同じ形での農業が難しく、外部の力を借りて復興させようという動きが広がっています。
第9回「復興③ ふるさとを考える」
3回目のテーマは、「ふるさと」です。
原発事故による全町避難で会津若松市に移った大熊町の学校は、帰還の本格化を受けて、4月、12年ぶりに町に戻ります。「ふるさと」に戻るのを待ち望んでいた生徒を取材しました。
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【特集】2歳で会津に避難 私の「ふるさと」って? |
第10回「復興の地図」
国勢調査のデータを元にNHK取材班が作った「復興の地図」をひもときながら、福島の復興の現在地を見ていきます。
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【WEB特集】「復興の地図」から見えた 希望の芽 |
【こころフォト】「海とともに」
東日本大震災で県内では、津波などによる直接死だけで1800人あまりが犠牲になりました。
あの日、船を守るため家族を自宅に残し海に向かった漁師の男性は、今もその決断を悔やんでいます。
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【特集】「船方の明日」を信じて |
3.11 鎮魂ドキュメント
県内各地で犠牲者を悼む祈りがささげられました。
3.11 原発ドキュメント
不安が残る中、進む復興。原発事故発生から12年の福島の1日を見つめます。
【特集】ふるさとでの再起にかける
浪江町大堀地区には、震災前、伝統工芸品「大堀相馬焼」の窯元が23軒ありました。
原発事故のあと、帰還困難区域となり、この場所での焼き物作りは一度途絶えてしまいましたが、国や町は文化的価値のあるこの地区を守ろうと、3月31日、ほとんどの窯元の土地や展示施設に限って、部分的に避難指示を解除することを決めました。
この解除方針を受けて、かつての窯跡で地元の原料を使った焼き物づくりを再開させようとしている職人の、ふるさとでの再起に向けた思いを取材しました。
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【特集】伝統は“大堀”にある~大堀相馬焼 再起への道~ |
【特集】風評はねのけ 10連覇へ
福島の復興を牽引してきた日本酒。
ことしは、全国新酒鑑評会の都道府県別金賞受賞数10回連続日本一という史上初の記録がかかる勝負の年です。
「福島プライド」をかけて鑑評会用の特別な酒を仕込む蔵人に密着しました。
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【特集】 復興牽引「福島の酒」 全国新酒鑑評会10連覇へ |
【特集】「廃炉の現在地」
福島第一原発の廃炉作業は、ことし「処理水」をめぐって大きな局面を迎えます。
東京電力は政府の方針に従って、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水を国の基準の40分の1を下回る人や環境に影響のないレベルまで薄めてことし「春から夏ごろにかけて」海に放出する計画です。
廃炉の現場では、いま何が起きているのか。かつて記者として事故の検証や廃炉の取材を担当していたニュースデスクが6年ぶりに取材しました。
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【WEB特集】消えた作業員、ヒラメの飼育…「イチエフ」で起きていたこと |
6強地震1年 再建悩む被災地の旅館
福島県と宮城県で最大震度6強の揺れを観測した地震から3月16日で1年。
被災した地域は、12年前の東日本大震災とおととし2月の地震でも最大震度6強の揺れに襲われていて、相次ぐ大地震による「多重被災」が生活や事業の再建に影を落としています。
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【特集】震度6強地震から1年 のしかかる「多重被災」 |
6強地震1年 被災蔵「最後の挑戦」
福島市内では、去年の大地震で、12年前の東日本大震災を乗り越えた建物も数多く被災し、中には再建を断念した住宅や企業もあります。
歴史ある蔵が被災し存続の危機に直面しながらも、ことしの新酒づくりにこだわって事業を続けている酒造会社を取材しました。
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【特集】震度6強地震から1年 被災蔵での「最後の挑戦」 |