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おはよう日本で「読むNHK福岡」紹介

2024年01月24日 (水)

アナウンサーの小林将純です。
先日「読むNHK福岡」のページで執筆を担当しました。

アーティストの「個性」に価値をという記事です。
障害のあるアーティストを支援するカフェについて、
以下のURLから読むことができます。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka/lreport/article/001/47/

その記事を、今月22日(月)の
おはよう日本(5時台・6時台)で紹介しました。
上の写真は放送後に、
記事を紹介したメンバーで撮影したものです。
佐藤あゆみアナウンサー(左)による自撮り。
右は首藤奈知子アナウンサー(右)です。

取材したのは、かつてアイドルとして活動していた
山木彩乃(やまき・あやの)さんです。
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山木さん、いまは福岡市で障害のあるアーティストを
支援するカフェのオーナーを務めています。

取材中、山木さんの
「障害も個性と言えるような世の中になっていけばいいな」
という言葉に、昔の取材先をふと思い出しました。

初任地・島根県で、パーキンソン病を患いながら絵を描く
イラストレーターを取材したときのことです。
震える手でトラなどの動物の絵を描くイラストレーター。
毛並みなども細かく、
臨場感のある絵の仕上がりに驚いていると、
その人が笑いながらこう答えました。
「きっと手の震えがないとこういう絵も描けない。
 これも一種の個性ですよ」と…。

かつて当事者から聞いた言葉を、
支援者である山木さんが同じ思いを抱いている。
取材を深めていきました。

すると、山木さんが障害のあるアーティストを
支援したいと思うきっかけが見えてきました。
山木さんの原動力は、
年の離れた、障害のある弟・勇輝さんだったのです。
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意思疎通が難しい勇輝さんは、
絵を描くことで自分を表現していました。
その姿を見て、山木さんも前向きになれたと言います。
そして、弟のように障害があっても
自分らしく生きている人たちを
応援したいと思うようになったというのです。

初めて山木さんの話を聞いたおはよう日本の関係者も
「山木さんの強い原動力と、
 人を見ようとしている姿勢が印象的だった」と
話していました。

22日(月)に放送したおはよう日本は、
29日(月)まではNHKプラスで見ることができます。
↓ 以下のリンクからNHKプラスへ進んでください。
きょうのトップニュースを一気見! - NHK NEWS おはよう日本 - NHK

240125koba04.jpg
ぜひご覧ください!


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