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水泳取材の夏②「競泳・鈴木聡美選手」

2023年07月28日 (金)

こんにちは!アナウンサーの姫野美南です。

先日、遠賀町出身
鈴木聡美選手(32)にインタビューをしました。
今回の水泳・世界選手権で
日本の競泳女子最年長として、
平泳ぎ50mと100mに出場する鈴木選手。

スポーツ選手にインタビューする機会は
なかなかないので、当日までドキドキでした…♡

いざお会いしてみると、
自分の言葉をたくさん持っている方で、
結果がなかなか出ない時期の感情も
飾らない言葉で語ってくださいました。
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21歳で出場したロンドンオリンピックでは
3つのメダルを同時に獲得するなど、
一躍時の人となりました。

その後、思うように結果が出ない日々が続き、
キャリアを模索する中で、
地元福岡での世界選手権開催は、
選手生活を続ける大きなモチベーションになったといいます。

「この大会は私が絶対に出なきゃいけないでしょうと思った。
   絶対に出たい、何が何でも福岡の世界選手権は出たい。
   そのモチベーションで常に頑張ってきた」

地元への愛と、
大会への強い思いをにじませていた鈴木選手。
日本選手権では50m平泳ぎで
5年ぶりに自己ベストを更新し
世界選手権への出場権を獲得しました。

インタビューの中で出た

「あ、私まだできるんだと一番の自信につながったレースだったと思う。
 30超えても私まだできるんだってポジティブな意味で
 自信を持てることができたので、じゃあまだやれるんだって。

 わたしまだまだできるぞって」

という言葉が、印象に残っています。

「まだできる」「まだやれる」と繰り返し、
挑戦を続け、結果を出す鈴木選手。
女性としてもアスリートとしても
とてもかっこいい方でした。

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取材に行った日は、世界選手権に向けて、
タイムを縮めるならここしかない!と
スタートのひと掻きひと蹴りを見直していました。
先日行われた100mの女子平泳ぎでも、
14年ぶりの自己ベスト更新!
(おめでとうございます・・・!)

鈴木選手の
「不器用なりにようやく完成してきた」という泳ぎを、
地元福岡で見届けられることが嬉しいです。

次回は、水泳の世界選手権・取材後記のラスト。
選手たちが持ち帰るメダルについて、放送の舞台裏です。


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