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大雪の予報が出たとき

大雪による事故は、その多くが“防げる事故”です。大雪に関する情報の多くは事前に出されるため、備えと対策が十分可能です。気象庁などは、早いものでは2週間前から情報を発表します。「大雪に関する早期天候情報」「早期注意情報(警報級の可能性)」「大雪に関する気象情報」「大雪に対する緊急発表」、それに「大雪注意報・警報」などです。これらの情報を見たり聞いたりしたら、外出の自粛や予定の変更、備蓄や燃料の補充など、早めの備えを呼びかけましょう。

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  • 大雪や暴風雪の予想が出たら、なるべく外出を控え、屋内にとどまりましょう。

  • 停電に備え、携帯電話の充電、懐中電灯や携帯ラジオの用意をしてください。外出できなくなった時に備え、食べ物や飲み物を3日分確保しておくと安心です。暖房器具の燃料もチェックし、少ない場合は補充しておきましょう。

  • 雪が積もる前に、屋根の雪下ろしで使う命綱と安全帯を用意しておいてください。 命綱を結びつける場所も確認しておきましょう。

  • 周りに1人暮らしのお年寄りなど助けを必要とする人はいないでしょうか。雪が降る前に声をかけ、連絡手段などを確認してください。

[参考にしてください]

大雪が予想されるときや特に注意・警戒が必要なとき、気象庁や国土交通省などがさまざまな情報を発表します。例えば・・・

「顕著な大雪に関する情報」
重大な災害が発生する可能性が高まり、一層の警戒が必要となるような短時間の大雪が見込まれる場合に発表されます。現在、新潟県、富山県、石川県、福井県、福島県(会津地方)、山形県、滋賀県、兵庫県、京都府、広島県、岡山県、島根県、鳥取県で運用されています。
「大雪特別警報/暴風雪特別警報」
これまで発表されたことはありませんが、最大級の警戒を呼びかける情報です。記録的な大雪(府県程度の広がりを持って50年に一度の積雪深)となり、かつ、その後も警報級の降雪が丸1日程度以上続くと予想される場合に発表されます。発表条件を満たす例として、死者・行方不明者231人、住宅全半壊1735棟の三八豪雪(福井・1963年)、死者行方不明者152人、全半壊466棟の五六豪雪(福井・1981年)が挙げられているように、甚大な被害が予想されます。
大雪に対応する呼びかけを、自由に活用してください

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