詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回は、一歩を踏み出した行動が詐欺を防ぐきっかけとなった事例です。
神奈川県内での最近の事例はこちら
「ニセの逮捕状に注意」
「上司の親も工面に注意」
「保険の契約が切れるに注意」
「金は返すに注意」
「ふだん耳にする店名に注意」
3月、神奈川県座間市の70代の女性の自宅に、息子を名乗る男から「不倫がばれてしまって示談金が必要になった。150万円用意してほしい」という電話がかかってきました。
話を信じた女性はお金を下ろして指示された場所に向かい、その近くで再び電話しました。
女性が携帯電話をスピーカーフォンにして「お金」に関する話をしていると、近くを通りかかった大学生が女性が1人で慌てた様子だったこともあって急いで110番。
すぐに訪れた警察官が事情を聞き取り、女性は詐欺の被害をまぬがれました。
今回のポイントはこちら…「1歩踏み出すその行動で詐欺防止」
今回、女性と大学生は面識はありませんでしたが、電話口から「お金」などのキーワードが聞こえてきたことから詐欺を疑ったということです。
携帯でお金の話をしながら不安そうな様子の高齢の人がいたら、ひょっとしたら詐欺に巻き込まれているかもしれませんので勇気を出して行動してみてください。
あなたの気づきと行動が詐欺を防ぐことにつながるかもしれません。