東京・青梅市の事例で学ぶ特殊詐欺の手口と対策「電話でATMを操作は詐欺」【動画あり】

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害！」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「電話でATMを操作は詐欺」です。

東京都内の事例はこちら
「月末までが締め切りにご用心！」
「封筒を開けないでに注意」
「屋根が壊れているに注意」
「不審な自動音声の電話に注意」

“繰り返しだます手口にご注意ください！！”

3月、東京・青梅市に住む70代の女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「後期高齢者保険料が未払いです」と電話がありました。

未払いがあると信じた女性は、銀行に向かい、電話で指示されたとおりにATMを操作して、現金およそ90万円を振り込んでしまいました。

その翌日、電話の相手と連絡がつかなくなったことから女性は詐欺に気づきましたが、今度は警察官を名乗る男から電話があり、「詐欺の被害にあった人の調査をしています。口座からお金が引き落とされる可能性があるので凍結する必要がある」と言われました。

話を信じた女性は、口座の凍結の作業と言われて電話で指示を受けながらATMを操作し、再び現金およそ90万円を振り込んでしまいました。

今回のポイントはこちら…「電話でATMを操作は詐欺」

東京都内では被害者を繰り返しだます手口が相次いでいます。

市役所の職員や警察官は、電話でATMの操作を指示することは絶対にありません。
ATMの操作を指示されたら詐欺だと思い、電話を切って、すぐに家族や警察に相談してください。