神奈川県川崎市の事例で学ぶ 特殊詐欺の手口と対策「保険の契約が切れるに注意」【動画あり】

“市や銀行の職員を名乗る女から…”

2月、川崎市に住む80代の女性の自宅に市の職員を名乗る女から、「後期高齢者医療保険の契約が切れる」と電話がありました。

女は「本日中に更新の手続きが必要です。使っている銀行を教えて欲しい」と言うのです。

女性が銀行名を教えたところ、その銀行の職員だという別の女から電話がかかってきて「口座番号と暗証番号を教えて欲しい。カードが古いので新しくする必要がある」などと言われました。

女性は、口座番号と暗証番号を教えてしまいましたが、偶然、自宅にいた友人がうその電話だと気づいて警察に通報し、被害を免れました。

皆さんへのお願いです！

皆さんへのお願いです…「保険の契約が切れるに注意」

詐欺グループは、公的な機関の職員を装い、「保険の契約が切れるので更新が必要だ」とか「医療費の還付金の受け取りに必要だ」などという作り話で、キャッシュカードをだましとろうとしてきます。

こうした電話がかかってきたら詐欺を疑い、警察や家族にすぐに相談するようにしてください。