詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「キャッシュカードの交換が必要に注意」です。
8月、神奈川県伊勢原市内の60代の女性の自宅に、市役所の職員を名乗る男から「介護保険の還付金を振り込みます」という電話がかってきました。
男は、さらに振り込むための手続きとして「キャッシュカードを新しいものに交換する必要がある」と言うのです。
女性は自宅を訪れた金融機関の職員を名乗る男にキャッシュカードを手渡してしまい、ATMから現金50万円を引き出されてしまいました。
皆さんへのお願いです。「キャッシュカードの交換が必要に注意」
詐欺グループは、お金が戻ってくる手続きのため「カードを新しくする必要がある」などと求めてくることがあります。
しかし、それは詐欺グループがカードをだまし取るための口実にすぎません。
そもそも電話で還付金の話が出たら詐欺の疑いが濃厚です。
還付金と言われたり、カードを求められたりする電話がかかってきたら警察や家族に相談するようにしてください。