埼玉・川口市の事例で学ぶ 特殊詐欺の対策と手口「暗証番号逆から読んでに注意」【動画掲載1分27秒】

7月、埼玉県川口市に住む80代の女性の自宅に、警察官を名乗る男から「あなたの郵便局の通帳からお金が引き出されているので暗証番号を変える必要がある」という電話がありました。

さらに「新しい番号はいま使っているものを逆から読んだものにします」と言うのです。

話を信じてしまった女性は、逆から読んだ暗証番号を伝えるとともに、その後自宅を訪れた警察官を名乗る男に通帳とカードを渡してしまい、合わせて300万円あまりをだまし取られました。

皆さんへのお願いです。「暗証番号逆から読んでに注意！」

詐欺グループは、あなたの口座から金を引き出すため、いま被害にあっているかのようなうその話をして不安をあおり、暗証番号を聞き出そうとしてきます。

警察官が電話で口座の暗証番号を聞いたり、カードを受け取りに自宅を訪れたりすることはありません。暗証番号を聞き出そうとする電話は詐欺を疑ってください。

すぐに電話を切って、家族や警察に相談するようにしてください。