茨城・守谷市の事例で学ぶ特殊詐欺の対策と手口「みかん送ったにも油断しないで」【動画掲載1分45秒】

11月、茨城県守谷市に住む70代の女性の自宅においを名乗る男から電話があり、こう言われました。

「みかん送ったから食べてね」

この日の電話は、これで終わりましたが、翌日にも電話があり、「大切な書類を間違えた場所に送ってしまった。運送を止めるよう頼んだので、業者から後で電話があると思う」と言われました。

その後、運送業者を名乗る男から「運送を止めたことを本人に伝えてほしい」と電話があり、女性がおいだという男に連絡すると「書類の中にあるカードがないとお金が引き落とされず困っている。50万円か100万円を出してもらえないか」と要求されました。

話を信じていた女性は、自宅の近くでおいの代理だという男に現金100万円を手渡してだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「みかん送ったにも油断しないで」

警察によりますと、果物の収穫シーズンには親族を名乗ってまず、果物を送ったなどと電話をして安心させたあとにだまそうとする手口が増える傾向にあるということです。

ただ、結局は電話でお金を要求してきます。
電話でお金の話がでたら詐欺の疑いがありますので、電話を切って警察や家族にすぐに相談してください。