詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
今回は積極的な声かけで詐欺の被害を防いだ事例を紹介します。
テーマは「“勇気を出して声をかけて”」です。
10月、警視庁四谷警察署で行われた表彰式です。
表彰されたのは、「そっくりタレント」の松本一人さんです。
松本さんは、9月、コンビニエンスストアで10万円分の電子マネーのカードを購入しようとしていた80代の男性の様子を不審に思い、声をかけました。
「ご高齢の方にそぐわないって思ったんですね。焦っていたし」
男性の話では、インターネットを見ていたら突然、「ウイルスに感染した」という内容が表示され、記されていた番号に電話をしたということです。
すると、「ウイルスの消去のため」として電子マネーを購入するよう求められたといいます。
松本さんは詐欺を疑い、店を通じて警視庁に通報。男性は被害に遭わずに済みました。
「最初気づいたのは小さな違和感で、そこを見逃さなければ」
「悪いことしたらあかんで」
今回のポイントはこちら。「“勇気を出して声をかけて”」
今回は、松本さんが男性に声をかけたことで、被害を防ぐことができました。
声をかけることは少し勇気がいるかもしれませんが、高額の電子マネーのカードを購入しようとしている人や電話をしながらATMを操作している人をみかけたら、ぜひ、声をかけてみてください。
詐欺の被害を防ぐことにつながるかもしれません。