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いま旬市場 春キャベツ・サクラエビ ご紹介!

  • 2024年4月12日

豊洲市場から旬の食材を紹介します。葉も芯もやわらかい「春キャベツ」と、ピンク色が美しい「サクラエビ」です。

春キャベツ

・キャベツは、1年中食べられる野菜。
・比較的冷涼な気候を好むことから、南から北へ、平地から高原へと各産地をリレー出荷し、1年中供給体制が確立しています。
・どんなジャンルの料理にも使いやすくて、栄養価も高く、お肌の健康維持にもぴったりです。

■おいしい春キャベツの選び方

春キャベツは、巻きが緩く、外側の葉がついて売られていることが多いので、
▼外側の葉の色が濃くハリ・ツヤがあるもの
▼カットされたものは、芯の高さが3分の2以下のもの
▼切り口がみずみずしいものを選ぶとよい

・キャベツの栄養価は、ビタミンUが有名。中心部に近い黄色い葉に多く含まれている。
・芯の周りはビタミンCが多く含まれている。            
★ビタミンC・Uは水に溶けやすく、熱に弱いので、水にさらしすぎず、加熱時間は短めにするのがポイント!

■おすすめの食べ方
『キャベツとツナのホットサラダ』

<材料>(2人分)
・キャベツ … 1/4個(300g)
・ツナ缶(オイル漬け) … 1缶(70g)

★ドレッシング
・レモン汁 … 大さじ1/2
・オリーブオイル … 大さじ1
・粒マスタード … 大さじ1/2
・塩 … 小さじ1/4
・こしょう … 少々

<つくり方>
1.キャベツは芯を切り、一口大に手でちぎる。
2.ボウルに、レモン汁・オリーブ油・粒マスタード・塩・こしょうを入れてよく混ぜ、ドレッシングを作っておく。
3.耐熱容器に、キャベツを入れます。水を大さじ1入れて、ふんわりとラップをして、電子レンジにかける。
4.キャベツがしんなりするまで、600Wで3分ほどかけて、水けを切る。
5.そこに、ツナ缶、作ったドレッシングを加えてよく混ぜたら、完成。

『キャベツのポトフ』

<材料>(2人分)
・鶏もも肉 … 1枚(約350g)
・にんじん … 中1本
・キャベツの葉 … 3枚ぐらい
・塩 … 小さじ1と1/2
・こしょう … 少々
・水… 1200ml

<つくり方>
1.鶏もも肉をポリ袋に入れ、塩とこしょうを加えてもみこむ。
2.鶏肉を鍋に入れ、水を加え、中火にかける。アクが出たらすくって弱火に落とす。
3.にんじんのヘタを取ってタテ半分に切ったものを加えて15分加熱する。
4.その後、大きく切ったキャベツを加えて弱火のまま15~20分ほど煮る。
5.野菜がやわらかくなったら、塩で味を調える。
6.鶏肉を取り出し、半分に切って野菜と一緒に皿に盛りつけて完成。


■春キャベツの紹介

豊洲青果市場 卸 吉野智子さん
「春キャベツ、5月いっぱいころまで楽しめます。今が旬の春キャベツ、葉も芯も甘くてやわらかいので、まるごと使い切って味わってください」

サクラエビ

■旬が年2回!「サクラエビ」
・サクラエビは、日本では静岡県の駿河湾でのみ水揚げされている。
・春漁と秋漁、年2回行われ、ことしは3月末から春漁が始まり、今のところ順調にとれている。

■見極めのポイント
▼身が透き通った、きれいなピンク色のものを選ぶとよい
→鮮度が落ちると色が白っぽくなってきて身の透明感がなくなってくる。
 くろずんできたりもするので、きれいなピンク色の透き通ったものを選ぶ。

■おすすめの食べ方
『サクラエビの刺身 ~豆腐にのせて~』

・サクラエビの刺身を、豆腐にのせて、冷ややっこにして、さっぱりといただく。
・サクラエビならではのシャリシャリとした食感が楽しめる。
★しょうゆをかけて、お好みで、しょうがなどの薬味をそえてもおいしい!

『サクラエビのかき揚げ』

・季節の野菜とサクラエビを混ぜてかき揚げに。サクラエビに火を通すことで香ばしさが口の中に広がる。
・今回は、春菊を使ったが、お好みの野菜を入れてもよい。
・緑色の野菜(今回は春菊)を使うと、サクラエビの赤とコントラストができて、見栄えもよい。


■サクラエビの紹介

豊洲水産市場 仲卸 前川哲史さん
「サクラエビは、春漁と、秋漁の、年に2回の漁期があります。ちょうど、桜が咲くシーズンにサクラエビの漁期となるこの春漁のサクラエビ、ぜひ皆さん、召し上ってください」

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