#原発問題
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2019年5月2日
原発廃炉 費用総額 少なくとも6兆7000億円に
8年前の福島第一原発の事故後、11基の原発で廃炉が決まり、日本の原子力は「廃炉の時代」を迎えています。NHKのまとめでは、原発や関連施設の廃止にかかる費用の総額は少なくとも6兆7000億円に上り、費用には電気料金や税金などが充てられることから、作業の安全を図りながらどうコストを下...
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2019年4月24日
原発 テロ対処施設遅延なら運転停止へ「何とかなると思われたとしたら大間違いだ」
再稼働している原子力発電所でテロ対策の施設が期限までに設置できない見通しになっていることについて、原子力規制委員会は、期限の延長は認めず、間に合わなかった原発は原則として運転の停止を命じることを決めました。鹿児島県にある川内原発はすでに期限まで1年を切っていて、九州電力は施設の設...
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2019年4月19日
「除染などの業務は受け入れに該当しない」山下法相
東京電力が、福島第一原子力発電所の廃炉作業で、「特定技能」の在留資格を持つ外国人労働者を受け入れる方針について、山下法務大臣は、建設業の特定技能の場合には、主に除染の業務を行うのであれば受け入れは認められないという認識を示しました。 東京電力は、福島第一原発の廃炉作業で、「特定技...
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2019年4月19日
外国人労働者の廃炉作業「経産省から東電に指導・監督を」菅官房長官
東京電力が、新たな在留資格、「特定技能」で働く外国人労働者を福島第一原発の廃炉作業で受け入れる方針を発表したことについて、菅官房長官は記者会見で、安全で着実な廃炉作業が進むよう、東京電力に対し必要な指導・監督を行っていく考えを示しました。 今月からの外国人材の受け入れ拡大に伴い、...
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2019年4月12日
韓国大使と会談「2国間協議で輸入禁止撤廃を」河野外相
韓国政府による福島県などの水産物の輸入禁止をめぐり、WTO=世界貿易機関で事実上敗訴したことを受けて、河野外務大臣は韓国の駐日大使と12日朝、外務省で会談しました。河野大臣は「判断は誠に残念だ」と述べたうえで、今後は2国間協議で輸入禁止の撤廃を働きかけていく考えを伝えました。 原...
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2019年4月12日
韓国 8県の水産物輸入禁止 日本が逆転敗訴 WTOが報告書
原発事故による汚染水問題を理由に、韓国政府が福島など8つの県の水産物の輸入を禁止していることについて、WTO=世界貿易機関の上級委員会は、韓国側に是正を求めた第1審にあたる小委員会の判断を取り消すとした報告書を公表しました。日本の主張が退けられ、事実上、敗訴した形となります。 東...
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2019年3月15日
女川原発2号機の再稼働の是非を問う県民投票条例案 否決
東北電力女川原子力発電所2号機の再稼働の是非を問う県民投票条例案の採決が宮城県議会で行われ、反対多数で否決されました。これにより、県民投票は実施されないことになりました。 東北電力女川原発2号機をめぐっては市民グループが再稼働の是非を問う県民投票の実施を求めて11万人余りの署名を...
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2019年3月8日
福島第一原発 放射性物質の放出量が前年比2倍に
福島第一原子力発電所から放出されている放射性物質の量についてNHKがまとめたところ、ことし1月までの1年間の放出量が推計で、前の年と比べて2倍近くになっていることがわかりました。放出量は基準値を大きく下回っているものの、東京電力は廃炉作業によって一時的に増えたのが原因ではないかと...
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2019年3月4日
「原発ゼロ社会に向け現実的な道筋を」国民と自由の両代表 福島第一原発を視察
将来的な合流も視野に協議を続ける、国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表は4日、そろって福島第一原発を視察し、原発ゼロに向けて、連携して取り組んでいく考えを示しました。 国民民主党と自由党は、将来的な合流も視野に協議を進めていて、両党は、国民民主党の理念や原発政策も含めた基本政策...
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2019年2月28日
福島第一原発2号機 デブリで極めて強い線量 廃炉の難しさ示す
福島第一原子力発電所2号機で、今月初めて行われたデブリとみられる堆積物に直接触れる調査で、東京電力は、1時間当たり最大7.6シーベルトの極めて強い放射線が計測され、堆積物がある格納容器の底に近づくにつれて、線量が高くなることを発表しました。東京電力は、福島第一原発2号機で、原子炉...