裁選 岡山県連 党員ら
による予備選挙実施へ

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙について、自民党岡山県連は県内の党員と党友を対象に予備選挙を行って県連に割り当てられる3票の投票先を決めることになりました。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙について、自民党の総務会は、党員投票は実施せず、両院議員総会を開いて新しい総裁を選ぶことを決めました。

これを受けて、自民党岡山県連は2日午前、天野学幹事長など役員4人が集まり、対応を協議しました。

会合は非公開で行われましたが、天野幹事長によりますと、党員投票が実施されない中でも党員の声をできるかぎり反映させるべきだという意見が出たということで、県連に割り当てられた3票の投票先を決めるため県内の党員と党友を対象に郵送で予備選挙を行うことが決まりました。

投票用紙は往復はがきで、今週中にも県内およそ2万2000人の党員と党友に向けて発送し、今月13日の午後、県連で開票作業を行うということです。

予備選挙では得票数に応じて、ドント式と呼ばれる方法で候補者に3票が割りふられるということです。

会合のあと自民党岡山県連の天野幹事長は「総裁を選ぶ権利を行使してもらえるよう県連として環境をしっかり整えていきたい」と述べました。