争の証言や遺構など史料
継承を訴える 公明 山口氏

終戦から75年を迎えた15日、公明党の山口代表は、東京都内で街頭演説し、戦争を体験した人が少なくなっていることから、証言など客観的な史料を後世に残していくことが重要だと訴えました。

この中で、山口代表は「戦後75年を迎えて、戦争の悲惨さを語り継ぐ人は、年々少なくなっている。これから大事なのは、経験や証言、破壊された遺構を伝え残し、二度と戦争を起こしてはならないという誓いに向け、客観的な史料を整えていくことだ」と訴えました。

また、山口氏は、核軍縮をめぐり、「唯一の戦争被爆国である日本が、核兵器を持つ国と持たざる国とが対話できるよう、共通の基盤を作っていくことに力を注がなければいけない。国際協調を生み出す先頭に、わが国が立っていかねばならない」と述べました。