東派遣 護衛艦の補給
場所「差し控えたい」

中東地域への自衛隊派遣に関連し、菅官房長官は午前の記者会見で、護衛艦の補給などはオマーン湾など3つの活動海域に面する港で行うと説明したうえで、具体的な場所は、相手国との関係などを理由に明らかにすることは差し控えるとしました。

中東地域での日本に関係する船舶の安全確保に必要な情報収集態勢を強化するため、政府は来月上旬、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」を出港させ、来月中に現地で活動を始めることにしています。

これに関連し、菅官房長官は午前の記者会見で「艦艇が補給などを行う場合、情報収集活動の地理的範囲のオマーン湾、アラビア海北部、およびバーブルマンデブ海峡東側のアデン湾の3海域のいずれかに面する港に寄港することとされており、沿岸国との間で必要な調整を行っている」と述べました。

一方で、菅官房長官は補給などを行う具体的な場所について、「相手国との関係やオペレーション上の都合から、明らかにすることは差し控えたい」と述べました。