10時間の日韓局長級政策
対話後「対話継続で合意」

3年半ぶりとなった貿易管理をめぐる日韓両政府の局長級の政策対話は、開始から10時間たった16日夜8時すぎに終了しました。梶山経済産業大臣は「政策対話と意思疎通を継続していくことで合意した」と述べ、次回の政策対話を近くソウルで開くことを明らかにしました。

東京の経済産業省で開かれた政策対話には、日本側は飯田陽一貿易管理部長らが、韓国側は産業通商資源省のイ・ホヒョン貿易政策官らが出席しました。16日午前10時に始まった政策対話は、16日夜8時すぎに終わりました。

およそ10時間に及んだ政策対話の終了後、梶山経済産業大臣は記者団に対し「それぞれの輸出管理の体制について意見交換した。専門的観点から幅広く議論が行われ、相互の理解を促進することができた。引き続き懸案の解決に資するべく、政策対話と意思疎通を継続していくことに合意した」と述べました。

そのうえで、梶山大臣は政策対話が行われたことについて、「一つ進展だとは思う」と述べ、評価しました。また、次回の政策対話を近くソウルで開くことを明らかにしました。