流は地方の意見聴取後
に判断”社民 又市党首

立憲民主党からの合流の呼びかけを受けて、社民党の又市党首は応じた場合の職員の処遇などを確認するとともに地方組織からも丁寧に意見を聞き取ったあとに判断したいという考えを示しました。

立憲民主党からの合流の呼びかけについて、社民党の又市党首は記者会見で、「党首としては全くの白紙だ。合流することで政策や理念がどうなるのかや、本部や都道府県組織の職員などを引き継いでいけるのかも確認しなければならない」と述べました。

そして又市氏は来週、全国の地方組織の幹部を集めた会合を開くことを明らかにしたうえで、「まずは年内に各都道府県でしっかりと議論してもらいたい」と述べ、丁寧に意見を聞き取ったあとに判断したいという考えを示しました。

一方、12日に開かれた党の常任幹事会では立憲民主党との今後の調整を吉川幹事長に一任することを決め、吉川氏はこのあと立憲民主党の福山幹事長と会談し、合流した場合の職員の処遇などを確認したいと伝えました。

また、吉川氏が来年2月に予定している党大会で正式に対応を決める考えを伝えたのに対し、福山氏は「歴史と伝統のある社民党なので丁寧な議論が必要だと理解する」と応じました。