相答弁は整合性とれず
集中審議要求 野党側

総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり野党側の幹事長らが会談し、安倍総理大臣の国会での答弁に整合性がとれない点があるなどとして、予算委員会を開いて集中審議を行うよう改めて与党側に求めることを確認しました。

総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党の幹事長・書記局長らが国会内で会談し、対応を協議しました。

この中で、20日の参議院本会議で安倍総理大臣が、招待者の推薦について意見を言ったこともあったと認めたことについて、以前に「招待者の取りまとめなどには関与していない」と述べており、整合性がとれないという認識で一致しました。

そのうえで、安倍総理大臣からの推薦は1000人程度で、昭恵夫人からの推薦もあったことなど、新たな事実が明らかになり、説明を聞く必要があるとして、予算委員会を開いて集中審議を行うよう改めて与党側に求めることを確認しました。

また会談では、衆議院の解散・総選挙がいつ行われてもおかしくない状況だとして、候補者の調整を進めることを決めました。

一方、国民投票法の改正案について、テレビ広告の規制などが審議されておらず、今の国会での採決は認めないという方針で一致しました。