童・生徒に1人1台の
端末を」首相に提言

情報通信技術を活用した学校教育の充実に向けて、自民党の教育再生実行本部などは、すべての児童や生徒に1人当たり1台のコンピューター端末が行き渡るようにすることなどを求める提言書を安倍総理大臣に提出しました。

学校でのICT=情報通信技術を活用した教育の充実に向けて自民党の教育再生実行本部などは11日、安倍総理大臣に提言書を提出しました。

提言書では、すべての児童や生徒に1人当たり1台のコンピューター端末が行き渡るようにして、端末の数に対応した高速で大容量の通信ネットワーク環境を整備することなどを求めています。

これに対し安倍総理大臣は「整備の必要性は十分認める」と述べたということです。

提言書を提出した自民党の河村元官房長官は記者団に対し「学校のコンピューター端末は、児童・生徒5人に1台が現状だ。今年度の補正予算案を含めて検討を進めてもらいたい」と述べました。