ボット使えば障害ない
議員と同じ活動も」舩後氏

難病のALS=筋萎縮性側索硬化症患者のれいわ新選組の舩後靖彦参議院議員は21日、障害者がロボットを遠隔操作して接客にあたるカフェを視察しました。

将来的に国会での質疑にロボットを活用することを希望している、れいわ新選組の舩後議員は21日、都内のカフェを視察しました。

期間限定のこのカフェでは、障害者がロボットを遠隔操作して接客にあたっていて、舩後氏は早速、20センチほどの大きさのロボットに紅茶を注文すると、別のロボットがお盆にのせて運んできました。

舩後氏は、介助者を通じて「全身にまひのある私ができない動作でも、ロボットを使えばたくさんできることを実感した。障害のない議員と同じ活動ができることにつながると思う」と述べました。

そして「審議での挙手はもちろん、新しい機能を使って絶叫したい」と述べ、ユーモアを交えながら、国会審議でのロボットの活用に意欲を示しました。