強い政権構想が野党
共闘の発展に必要」志位氏

共産党が次の衆議院選挙に向けて取りまとめたいとしている「野党連合政権」構想について、志位委員長は「力強い構想を打ち出すことが野党共闘の発展のためにはどうしても必要だ」と述べ、改めて取りまとめに意欲を示しました。

共産党は、安倍政権に代わる「野党連合政権」構想を取りまとめたいとして、立憲民主党などに協議を呼びかけていて、先週、志位委員長がれいわ新選組の山本代表と会談し、構想の取りまとめを視野に、連携を進めることで一致しました。

志位委員長は党本部で開かれた党の中央委員会総会であいさつし、「力強い政権構想を打ち出すことが、今後の野党間の共闘の発展と飛躍のためにはどうしても必要だ。ほかの野党とも話し合いが進むことを期待している」と述べました。

そのうえで志位氏は「安倍政治の破綻は目を覆うばかりで、内政も外交も行き詰まりは深刻だ。話し合いを実らせて、きたるべき総選挙で『野党連合政権』への道を開くため、知恵と力を尽くす決意だ」と述べ、改めて構想の取りまとめに意欲を示しました。

また総会では3年ぶりとなる党大会を、来年1月14日から18日までの日程で開くことになりました。