下の都知事が細かい事
気にしないで」片山大臣

地方創生の加速化を国に求める全国知事会議の提言案から、東京都の小池知事の反発で「東京一極集中の是正」という文言が削除されたことについて、片山地方創生担当大臣は「天下の都知事が細かいことを気にしないでほしい」と批判しました。

先週開かれた全国知事会議では当初示された国への提言案に「東京一極集中の是正に向けた地方創生の取り組みの加速化を強く要請する」という文言が盛り込まれていましたが、東京都の小池知事が強く反発し「東京一極集中の是正」という文言が削除されました。

これについて片山地方創生担当大臣は閣議のあとの記者会見で「首都直下地震や急速な高齢化への対応などもあり、過度な一極集中が自身のためにならないことは東京都がよく分かっている」と指摘しました。

そのうえで、小池知事が今年度の税制改正で、東京都の税収からおよそ4200億円が地方に再配分されることを批判していることも踏まえ、片山大臣は「天下の都知事が細かいことを気にしないでほしい。東京には財源をとる方法がいくらでもある」と批判しました。