維新 寄付の上限規制法案提出検討 旧統一教会への多額献金で

安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて死亡した事件で容疑者の母親が「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会に多額の献金をしていたことに関連して、日本維新の会の松井代表は所得に応じて寄付の上限を設ける法案の提出を目指す方針を明らかにしました。

日本維新の会の松井代表は記者団に対し「宗教団体は、ある程度多く寄付することで願いがかなったりするのかもしれないが、それによって生活が成り立たないのは宗教の道とは違うのではないか」と述べました。

そのうえで「寄付行為について所得に応じたアッパーのキャップを決めるべきだ」と述べ、今後、国会に、所得に応じた寄付の上限を設ける法案を提出する考えを明らかにしました。

また、旧統一教会と党所属議員との関係については引き続き調査中だとしたうえで「維新の会としては、トラブルを抱える団体とのつきあいや選挙への支援は控えていきたい。弁護士会にさまざまな報告が来ているので、旧統一教会だけでなく、そういった団体のリストをつくって維新の会ではおつきあいを控えるように促していきたい」と述べました。