岸田派 二階派を抜き
自民党 第4派閥に

岸田総理大臣が会長を務める自民党岸田派は、去年の衆議院選挙のあと入会する議員が相次いでいて、3日に新たに1人が入会したことで、党内6つの派閥のうち単独で第4派閥となりました。

去年の衆議院選挙以降、自民党内の派閥ではトップの交代や議員グループへの移行などに加えて、勢力の拡大に向け派閥に所属していない議員や初当選の議員を取り込む動きが続いています。

このうち、岸田総理大臣が会長を務める岸田派は、これまでに石田元総務大臣ら3人が加わっていて、3日に新たに去年の衆議院選挙で初当選した神田潤一衆議院議員が入会しました。

神田議員は3日午後、岸田派の事務総長を務める根本元厚生労働大臣とともに、総理大臣官邸で岸田総理大臣と会談し、入会を報告しました。

これで岸田派は45人となり、44人の二階派を抜き、安倍派、麻生派、茂木派に次いで単独で第4派閥となりました。